6年生の算数「円の面積」学習です。
子どもたちが身近に感じて興味がもて、さらに算数で学んだことを生活に活かせる課題です。
課題を示されたときは盛り上がった子どもたちですが、いざ考える段階になるといつもの活気はどこへやら、しーんと静まり返って黙々とタブレットに向かって各自の考えを書きこんでいきます。これまでは教師が説明し子どもたちはそれを聞いて学ぶスタイルでしたが、タブレットを用いることで他の子の考えを自分が必要な情報をタイムリーに取りに行くことができるようになり、それが一人ひとりの思考を動かしています。
先生からは「ヒントが欲しいときは、同じグループの友だちの書き込みをみて取り入れてもいいんだよ。」
「あ、まずLサイズのピザの面積を求めた子がいるよ。この数値はいるよね。」
「タブレット上だけではなくて、気になる考え方の子がいたら直接その子のところに聞きに行ってもいいんだよ。」と声かけがありました。
今日の課題は「単位量当たりの大きさ」や「ジャンボサイズのピザの面積がLサイズのピザの面積の何倍になるか」をもとに多様な考え方ができる課題でした。
この課題を通じて、スーパーで買い物をするときに値札の値段だけでなく100グラムあたりの値段も気にして見る・・・そんな動きになると、学びが生活につながっていきますね。