9月4日・5日と4年生で通級指導教室の先生による「ほっとルームを知ろう」の授業がありました。
四日市市内にある37の小学校のうち、7校に通級指導教室(通級)が設置されています。通級では、ことばやコミュニケーション、集中力や切り替えの力など学びや育ちの基礎となる力をつけています。
子どもたちは通級があることは知っていますが、教室の中や勉強の様子は知らない子がほとんどです。そこで、体験をふまえて知ってもらう取り組みとして、4年生で通級の先生による授業をしました。
①今日の活動のながれを確認します。
授業始まりのあいさつも大切なトレーニングの一つになります。
②「ジャンピングドール」
小さなゴムの人形をジャンプさせ、ペアの子がキャッチします。楽しい遊びは「手先の動き」「動く人形をを追う目の動き」「決められた回数でストップする」力をつけるトレーニングになっています。
③SST(ソーシャルスキルトレーニング)ケース「テストの点を自慢してくる友達」
言われた子や言ってしまった子、双方の気持ちを考えてる活動を通じて、相手の気持ちを慮る力やどのような行動をとると良いのかを学びます。
④ふりかえり
今日の授業ではほっとルームでの活動とともに「心のブレーキ」について学ぶことができました。
授業後の振り返りはタブレットに書き込みました。
最初はどのように書いたらよいかわからなかった子も、先生が紹介してくれた友だちの感想をヒントに「あ、そういえばこんなことも勉強したな」と思い出すことができ、全員がしっかりと振り返ることができました。
≪子どもたちのふりかえりより≫
「ほっとルームにはトランポリンとかバランスボールとかおもしろいものがいっぱいあって、やってみたいなぁというのがたくさんありました」
「ほっとルームでのトレーニングは普段の生活につながるんだなと思いました」
「心のブレーキという大切なことを教えてもらい、学校で使おうと思った」
保護者の方にも通級の様子を知っていただけるよう、通級での取り組みを「通級通信」で発信していきます。