2024/08/19 | スマホ・ゲームし過ぎていませんか? | | by 桜台小学校長 |
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8月13日中日新聞、健康面子ども夏休み教室②依存症「スマホが招く『負の循環』」によると、以下のようなことが書かれていました。
・スマホやゲームをし続けると、脳に二つの変化が起きる。
一つ目は、ドーパミンが強くでるようになり、ゲームやSNS以外の
弱い刺激ではドーパミンが出なくなり、他のことに集中できなくなる。
二つ目は、脳の前頭前野に血液が十分流れず、その働きが弱くなる。
前頭前野は感情をコントロールする働きをしているので、働きが弱く
なるとキレやすくなり、我慢する力が弱くなると考えられている。
・さらに進むと、不登校や暴力、昼夜逆転などの問題が起きることが多くなり、依存症となってしまう。
・依存症を直すためには、ゲームやSNSのアプリの削除やスマホの使用をやめると3週間ほどかかるが、徐々に回復する。やめることで、気持ちが穏やかになったり、集中力が上がったり、よく眠れるようになったりする人がいる。ただし、以前と同じ使い方をすると元にもどる。
・依存しやすさは個人差があり、依存しやすい子だと学習用タブレットでものめりこんでしまう。
・持たせる判断は、子どもの脳の発達の度合いも考えましょう。どうしても渡さないといけない場合、必要な時以外は親が預かったりして脳が回復する時間を確保しましょう。
夏休みも後半となりました。まだまだ暑い日が続きます。ゲームやスマホをするときは、必ず制限時間を決めて守らせましょう。