6年生は、5限目に人権学習をしました。
1922年3月3日に水平社創立大会で読み上げられた日本で唯一の人権宣言と言われている「水平社宣言」について考えました。
水平社宣言は奈良県柏原の三青年のうちの一人、西光万吉さんが起草されたと言われています。
「人の世に熱あれ、人間に光あれ」で結ばれている宣言は、「人間は尊敬されるべきものである」という考えが根底に流れています。
西光万吉さんが差別から逃げようとしたけれど、立ち向かうようになれたのは阪本清一郎さんや駒井喜作さんらのなかまがいたからで、差別やいじめを許さないなかまの存在の大切さについても学びました。
「人を差別する」の反対の言葉は、「人を尊重・尊敬する」ということで、その意味についても考えました。
2022年3月3日で水平社創立100年を迎えます。これを機に、自分にとっての「なかま」について考えてほしいと思います。