2024/09/04 | 防災力のアップデート | | by 桜台小学校長 |
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今年元日には「令和6年能登半島地震」が発生し、8月には日向灘を震源とする地震の発生に伴い、政府は南海トラフ地震の想定震源域に「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しました。さらに8月末には台風による交通機関の計画運休など、災害が私たちの生活に一層大きな影響を与えています。
9月1日の防災の日にちなんで、中日新聞ではみだしのように「防災力のアップデートでいざというときの備えを」の記事が4面にわたって掲載されています。
その中で、次のように防災の基礎知識が今と昔で違うとわかりました。紹介します。
〇家の中で、地震が来たら・・・
新耐震基準を満たす建物内では、机の下へ避難ではなく、移動ができれば頭部を守りながら家具が置かれていない廊下や玄関で安全確保するのがよい。
〇揺れたら、まず火の始末?
今は震度5相当以上の地震が起こると火を使うガスや家電は自動的に停止します。揺れている時にキッチンなどに入ることは危険なので、落ち着いてから火の始末をしましょう。
〇風呂の残り湯は・・・
断水への備えとしてふろの残り湯をためておくことが推奨されてきましたが、地震発生時は排水ができなくなり腐る可能性があります。普段から生活用水もポリ容器などに入れておく方がよいようです。
〇「避難生活は一定期間避難所で」が新ルール
避難所で避難生活を送る場合、何度も揺れが続くのであればひと段落するまでは、自宅へ帰るべきではありません。2016年熊本地震の教訓から生まれた新ルールです。
本日、「警報等の発表・解除に伴う児童の登下校について」の文書を配付しました。確認をお願いします。