6月11日(金)
大正時代に建築された四日市市西日野町の旧市役所四郷出張所(旧四郷村役場)が、本日、6月11日で築100年を迎えました。旧四郷村役場は、近代建築の技巧が各所に残り、市有形文化財に指定されており、特徴的なのは三階建ての塔屋で、らせん階段でつながっていて、窓からは四郷のまちや沿岸部のコンビナートが見渡せます。
先日、築100年記念動画作成に関り、合唱を披露した合唱部の皆さんへと、記念のクリアファイルと缶バッチ、資料館パンフレットが届きました。素敵な缶バッチ、クリアファイルなどありがとうございました。
1983年に四郷郷土資料館としてオープンし、住民らでつくる保存会の皆さんが、市から委託を受けて管理や運営を担っています。館内には、製糸業と製茶業を興した伊藤小左衛門(五世)や伊藤伝七(十世)の功績を伝えるとともに、地元四郷地区の歴史や産業、文化などをテーマにした展示品が並んでいます。生徒の皆さんも小学校の時に、四郷郷土資料館を訪れた人も多いのではないでしょうか。
※四郷郷土資料館 ➡
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【7月から休館、今秋から耐震工事】
四郷郷土資料館は、耐震補強、修理工事のため、7月から休館し10月から工事となります。令和5年3月に工事は完了見込みで、夏以降、リニューアルオープンの予定です。なお、6月中は、土曜日の午前9時~午後4時に開館(入館無料)しています。