10月15日(木)
本日、朝8時30分ごろ、本校テニスコート横のネットを、よじ登っている大きな猿を見かけたとの情報をいただきました。
もしも野生の猿に至近距離で出会ったり、動物の逃げ道がない場面であったりしたときは、人のちょっとした動きに過剰に反応することがあります。基本的に臆病な生き物が多いため、むやみに近づき、逃げ道をふさぐと向かってくる場合がありとても危険です。猿に噛まれたり引っかかれた場合は、狂犬病や破傷風など発症してしまう可能性もあります。登下校の時など万が一、野生の猿に遭遇してしまったら、急に逃げたり、大声を出したりせず、
落ち着いて、目を合わせないように気を付け、猿から静かに離れる行動をとりましょう。

【写真は、平成29年度に撮影したものです】
以下の指導を生徒へ行いました。
◇「猿には近づかない」野生の猿は、ペットではありません。むやみに近づくと襲われることがあります。
◇「猿の目を見つめない」目を見つめると猿は威嚇(いかく)されたと思い、慌てて目をそらしたときに襲われることがあります。
◇「猿をからかわない」猿をからかうことは絶対にやめましょう。思わぬ行動に出て、事故になることがあります。
◇「大声を出さない」大声を出すことは、猿を興奮させることになります。
◇「エサをやらない、食べ物は見せない」人に慣れていない野生の猿は、エサを取るときに引っかいたり、かみついたりするので大変危険です。