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2024/01/15

ちょっとした勇気

| by 教頭
1月4日(木)付けの朝日新聞に、高校生:大内 峻成さん(愛知県・15歳)から次のような投稿がありました。

「電車で席を譲る 身近なことから」
 ある日、学校帰りに乗った電車でのこと。金曜日のせいか、いつもより混んでいて私は座れなかった。発車する少し前、紙袋を両手に持った旅行帰りらしい高齢の夫婦が乗ってきた。だが座席の乗客は見て見ぬふりをしたりスマホに夢中だったりで、誰も席を譲ろうとしない。
 そんななか、20代と思われる少し派手な服装の男性2人が、立ち上がって笑顔で席を譲った。夫婦はお礼を言って席に腰をかけた。もし私が座っていたら、即座に譲ることができただろうか。勇気がなくて躊躇(ちゅうちょ)していたのではないか。
 私は将来の夢が決まらず少し焦っている。しかし男性の行動を見て、いきなり大きな夢を見ず、身近なことから始めてみようと思えた。新年の夢はかなった?と聞かれたら、自信をもって「席を譲れた」と言えるようになりたい。そしてあの夫婦のように、感謝の気持ちを忘れずにいることも心がけたい。(終)

 生徒のみなさんは、電車で席を譲ったことはありますか。高齢の人、身体に障がいがある人、ケガをしている人、妊娠している人、赤ちゃん連れの人などを見かけたら、大内さんが見かけた男性2人のように笑顔で席を譲ることができたらいいですね。

17:15