今日は、2･3限目に避難訓練を行いました。昨年度までの避難訓練では、第一次避難場所として運動場に避難した後、津波が来るという想定の下、第二次避難場所として本校の屋上に避難していました。
　今年度は、より海から離れた場所に避難するという目的と、小・中学校で連携することを目的に、初めて中学校の屋上へ避難する訓練を行いました。今回、検証のためにヘルスプラザ前の道を真っ直ぐに西へ向かうルートと、川合町の中道を通るルートと２つのルートに分かれて行きましたが、どちらもほぼ同じ時刻に到着しました。子どもたちは、静かに速やかに予定より早く非難することが出来ました。（避難開始から約22分40秒程で中学校の屋上で点呼が完了することが出来ました）
　今回、コミュニティスクールの委員長さんや塩浜地区防災協議会の方にも避難訓練の様子を見守って頂きました。ありがとうございました！
　屋上からの帰りは、中学校の3階から校舎に入り、中学生が授業を一生懸命に受けているところを廊下側の窓から見学させてもらいながら1階へ降りてきました。
　今後もいろいろなパターンの避難訓練を経験することで、子どもたちが自分の頭で考えて「自分の身は自分で守る」ことを身に付けていけるように取り組んでいきます。

<子どもたちの感想より>
・トンネルが危ないと思った。なぜかというと、トンネルの上に電車があったら危ないからです。電気が落ちたり海があぶなかったりする。津波が来たら遠くに逃げないとダメだと思った。
・家やお店のガラスや看板がたおれてくると危なそうだと思いました。歩道橋や電柱、自動販売機、木や車がたおれてきたりしたら、危ないと思いました。
・道がどこぼこになってしまったり、電柱が倒れて道がふさがれたりしたら、避難するのが大変になると思った。
・小学校も中学校もどちらも海が近いので心配です。他には逃げられる安全な場所がないか、考えてみたいです。
・歩く道は危ないものはないかな？安全な道かな？「おはしも」をみんな守れるかな？いのちを守れるかな？と最初は感じました。
・（中学校に）早くついて、逃げられて良かったと思いました。