今日は４年生で、国語科「ごんぎつね」の学年提案授業がありました。４年生では、これまで「いたずら好きなごん」「さみしがりやのごん」の心を探るため、心情曲線を用いて考えてきました。

　今日は「ごん」が「兵十」に打たれた最後の場面について考えました。「栗や松たけを届けていたのが自分だったとわかってもらったから、うれしい」「でも、やはり打たれたからかなしい」等と、根拠を明らかにしながら互いの考え方の違いを磨き合いました。タブレットを用いて、「うれしい」と思う人は「上」の方へ、「かなしい」と思う人は「下」の方へドットを打ち、集約したものを画面で表示しました。意見交換後に自分の意見が変わった人は「移動してもよい」と言うと、友達の意見に納得して「・」の位置を変更する子もいました。

　子どもたち一人一人が「何のために話し合うのか」を理解し、活発な意見交流を行うことができました。