9月16・17日の分散登校日に、6年生でコロナワクチン接種に関わる差別防止に向けての人権学習を行いました。
コロナワクチン接種のことを話している友達の会話を、近くで聞いていた子が不安な気持ちでいっぱいになりましたという話を読んで、「なぜその友達は不安な気持ちになったのでしょうか?」「あなたがこの場にいたらどうしますか?」について考えました。分散登校のため、クラスは半分ほどの人数でしたが、自分が考えたことを積極的に発表し、意見交流をすることができました。
この学習を通して6年生の児童からは、「接種できない人や、接種を望まない人もいるから、その人たちのことも考えて行動できるようになりたいです。」「自分のことだけを考えて話していると、他の人が不安な気持ちになることもあるので、みんなのことを考えて話すようにしたい。」「その人が決めたことは、みんな大切にしなくてはいけない。これから人の気持ちを考えなければいけないと思った。」「シトラスリボン運動のことをはじめて知りました。ただいま・おかえりが言えるということは、みんなの1日が差別で苦しむのではなく、無事に1日を終えたという印だなと思いました。」等、様々な考えが出されました。
これから、他の学年でも新型コロナウイルスに関する人権学習に取り組んでいく予定です。