『太一はなぜ瀬の主を殺さなかったのか』
二メートルもある大物をしとめても自慢することもなく、ひたむきに漁を続けていた父。その姿にあこがれていた主人公”太一”。その父が瀬の主(クエ)とロープでつながったまま事切れていた。敵と言っていいその瀬の主と対峙した太一は、結局、瀬の主を殺さなかった。なぜか。
それが今回の課題でした。主人公太一の物語の深いところまで読み込まなければ、この答えはでません。自分なりの考えを出してもそれが正しいのかどうか迷います。学級の中でいろいろな考えを出し合ってそれに向かいます。