卒業式翌日の富田中学校。なんだかいつもと違う。同じ学校でもいつもと違う感じ。
今日からは3年生の先輩たちがいない学校です。3年生の先輩たちがいてくれるのは、あたりまえの日常になっていました。だから、とっても寂しく感じます。
しかし、富田中学校には、写真のように3年生の先輩113名が1人ひとり真心こめて書いてくれた後輩へのメッセージが飾られています。
また、1・2年生の後輩からは、先輩に向けた219名の「ありがとう」のメッセージが、3年生の教室前オープンスペースにびっしりと貼られています。これは、富田中学校の生徒会メンバーが企画し、全校生徒に協力をよびかて取り組んできたものです。
【1・2年生219名からの先輩に向けた「ありがとう」のメッセージ】
『卒業おめでとう!』
2年生からのメッセージから。一人ひとりの思い出は違っても、「ありがとう」の感謝の気持ちはみんな一緒です。

壁にびっしりと貼られた、1・2年生のメッセージ。卒業した3年生の先輩たちにも、みんなの想いはしっかりと伝わっていると思いますよ。
1人1台タブレットの活用も富田中学校の日常になってきました。でも、こうやって生徒会のメンバーが、『1人ひとりが一生懸命に書いた、心のこもった文字』を大事したこの取り組みは、本当に心あたたまるものになったと思います。

【1年生の一生懸命に頑張って書いたことがしっかりと伝わるメッセージです】

3年生からの後輩に対してのメッセージです。大きく、
『富中を任せた!』
3年生の先輩たちからは、自分の3年間の経験からくるメッセージなど、さすが先輩と思えるメッセージがいっぱいでした。
富田中学校のよき伝統は、こうやってつなっがていくんですね。コロナ禍において、みんなが近い距離間の中でかかわれる時間がとれない今、「心のこもった文字での交流」ですが、生徒会のメンバーが一生懸命に考え、企画し、取り組みすすめた内容には、みんなの一生懸命がいっぱいつまった素晴らしいメッセージ交換となったと思います。

