防災教育~炊出し訓練~①の続きです。まだの方はぜひご覧ください。
沸騰したお湯をアルファ米に注いでからは、各クラス時間ごとに異なる活動をローテーションで行いました。
①備蓄倉庫見学
教室棟5階にある備蓄倉庫を実際に見学し、倉庫の独特な雰囲気を味わいながら何が備えてあるのか、それらはどのように何のために扱うのかを考えながら見学しました。富田中学校の備蓄倉庫見学からも、富田地区の自然災害への備えや災害に対しての学校の重要性も理解できたと思います。
②図書支援員の澤田浩一さんからの「防災講話」
富田中学校で図書支援員としていつもお世話になっております澤田浩一さんから、伊勢湾台風に遭われた経験談を交えながら、自然災害の脅威についてお話しをいただきました。
③炊き出しで作ったお米のパック詰め&防災学習
出来上がったお米を調理室にて代表の2班がパック詰めをしました。クラスの仲間のために心を込めて行いました。
また他の子どもたちはその様子をZoomで視聴。先生の実況や質問を交わしながら仲間の作業を見守りました。
その後、防災学習として2本の動画を視聴しました。両動画に出てきた「津波てんでんこ」をキーワードに、まずは全力であきらめず自分の命を守ること。非難した後に自分ができること考えて行動すること。この2点を動画から学びました。
最後にタブレットで富田地区の防災マップを調べました。万が一の事態になっても命を守る行動ができるように、避難先や避難経路を調べました。
今回の防災学習を通して、災害の備えについて意識が高まりました。また避難時にとる行動はもちろんのこと、避難をした後に何ができるのかを考えることができました。その1つとして今回訓練した炊き出し作業だと考えます。もしも災害に遭った時、自分の命を守ることができますか?今回の訓練のような行動ができますか?今回の訓練を振り返るとともに、ぜひご家庭で一度防災についてお話しをしてみてくださいね。