11月11日、富洲原地区の防災訓練が行なわれました。東日本大震災以降、地域と学校が本格的に連携をとり、これまでの防災訓練の見直しと改善を図り実施しています。 7時45分 富洲原地区に警戒サイレンが鳴り響き、8時に避難信号が鳴ると同時に、地域住民が、避難ビル(地域住民の多くは、小学校と中学校に避難)に移動。このとき、本校の生徒が、お年寄りや子どもを避難誘導をするという訓練から始まりました。今年は、避難完了時に、「避難者カード」「防災ファイル」を配付し、緊急時の心得や連絡先、知っておくべき情報を配付物に明記するとともに説明し、より正しく詳細な情報を提供し啓発を促しました。 その後、地域の方々と生徒たちは、小学校に集合してさまざまな体験(簡易救急法・簡易トイレの設置の仕方・AEDの救命講習・伝言ダイヤルの仕方・煙道体験・炊出し訓練 等)をしました。途中、雨が降り出し、校庭での体験が縮小されたり、体育館が混雑した場面もありましたが、地域の皆さんと一緒に体験・学習でき、とても有意義な防災訓練となりました。 来年度は、小学校と中学校の屋上に避難所ができる予定です。実現すれば、いよいよ本格的な避難体験をすることになります。避難所の高さと新たな非常階段ゆえにおこってくる課題もあるかと思いまが、避難体験を重ねることが、いざと言うときの行動と正しい判断力にむすびつくという思いから、来年度も主体的に参加していく予定です。
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