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2023/01/18
6年 戦争体験を聞く会
| by
内部小学校長
★2限目と3限目に,はげまし隊の方にお世話になり,6年生の「戦争体験を聞く会」を行いました。
「本当はしゃべりたくないんです。思い出したくないんです。」
「でも,戦争の悲惨さを伝えたいという必死な思いで話すんです。」
「国家が人を殺す,家を破壊する。戦争ほど悲惨で残酷なものはありません。」
冒頭でそのような熱のこもった話があり,子どもたちは戦争体験の話に引き込まれていきました。
講師の方は,北小松在住で,内部村国民学校(現,内部小学校)小学校5年生のときに終戦を迎えられました。
今日は,①戦争当時の学校教育について②当時の内部地区について③戦争全般のことについて,という3部に分けて,体験談を語っていただきました。
天皇陛下は神的存在だったこと,国のために兵隊となって出征することが当然のように教えられたこと,報道は真実が知らされず情勢が悪くなっていても日本は快進撃を続けていると報じられ,それをみんなが信じ切っていたこと,毎日麦まじりのご飯に梅干し1つの日の丸弁当を持って学校に通っていたこと,空襲警報が出るとみんなで緊急下校したこと,兵隊ごっこをして遊んでいたこと,・・・などなど,今では想像もつかないような当時の様子をたくさん教えていただきました。
子どもたちは,終始真剣な表情で耳を傾け,メモをとっていました。
休憩時間には、講師の方たちにご持参いただいた当時の写真や賞状、召集令状や学生手帳等を興味を持って見入っていました。
質問コーナーでは,「防空壕はどれくらいの大きさだったのですか」「戦争が始まってこわくなかったですか」「内部地区から何人の方が戦争に行ったのですか」「空襲はどれくらいの頻度であったのですか」「焼夷弾とパンプキン爆弾はどうちがうのですか」・・・などの質問が,時間のある間じゅう,途切れることなく続きました。
4時間目には,話を聞いて思ったことや,今の平和を守っていくために自分たちがすべきこと等について,ワークシートにまとめました。
昨年度は,コロナのために中止となったこの会でしたが,今年度は無事に開催することができ,子どもたちにとってたいへん有意義な時間となりました。
はげまし隊の方々,貴重な機会を与えていただき,本当にありがとうございました。
★今日もおはなしmamさんの読み聞かせがありました。
(4B)「干支のはじまり」
(6A)「ちがうねん」「もうじきたべられるぼく」
(6B)「ほんとのおおきさ動物園」
17:00
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