★2限目に5年生が,3限目に6年生が,オンラインで「いじめ予防教育」の出前授業を行いました。簡単に内容をお伝えします。

まず,約10分のDVDを見ました。クラスの一人の子が,SNS上で複数の人から悪口を書かれ,それが数日続きました。その状況をどうすべきか,主人公は悩みます。
「悪口を止めるよう書き込むか,何も書き込まないか」子どもたちも,自分だったらどうするか,それぞれ選択をしてワークシートに理由を書きました。

「そのままでは,ますますエスカレートして,学校に来なくなるかもしれないから,止めるように書き込む」「書き込んだら自分がいじめられるかもしれない」「書き込まずに先生に言う」など,正直な気持ちが書かれていました。

どちらが正解かということはありません。多数決でもありません。ただ,いじめに関しては,この傍観者がとても大事な役割をしているのです。いじめを許さない雰囲気がクラスにあるか,それともいじめを止められない雰囲気がクラスにあるか,それが問われていました。

本校では,いじめを許さない雰囲気がどのクラスにもあると思いたいです。そう信じています。この授業を通して,自分が傍観者になったとき,どのような行動をとるのか,一人ひとりが改めて考える時間となりました。
★また,最後に,SNS相談アプリ「STANDBY」の活用や利用についての説明がありました。
5・6年生の保護者の皆様に,四日市市教育委員会からの案内を配付しましたが,四日市市では全小中学校の小学校5年生から中学校3年生までの児童生徒を対象に,自身の悩みを相談できる機会や方法を増やすことを目的に,SNS相談アプリ「STNDBY」を導入しました。詳しくは,配付プリントをお読みください。
児童用のタブレット(5・6年生のみ)にもそのアプリが入っていますので,お知りおきください。