今日の6時間目の道徳は教科書の「あなたは顔で差別をしますか」という教材をもとに授業を進めました。この教材は、幼い頃に病気によって「容貌障がい」を持つに至った藤井輝明さんの自伝的文章です。子供の頃に受けた差別の実態、そして自らも周りに対して壁をつくってしまっていたこと、そこから脱却して自分の「容貌障がい」との向き合い方を変え、周りに対しての接し方を変えていったことなどが書かれています。これを読み、「自分ではどうすることもできないことで」いじめや差別を受けた時の藤井さんの心情を想像するとともに、そこから何がきっかけでどのように自分や周りを変えていったかを考えました。授業の最後には藤井さんの生き方から学んだことについてまとめました。今日学習したことは現在、総合的な学習の時間に取り組んでいる「人権総合学習」の中に生きてくることでしょう。
さて、合唱のとりくみです。今日の昼休みには各クラスの学級委員が集まり、明日(27日)のリハーサルでの演奏順を決めました。他のクラスの合唱は、様々な練習場所から聞こえてきますし、遠くから見ることもありますが、明日のリハーサルでは正面からそれぞれのクラスの力を見ることになります。それもあってか、今日の練習は一段と気合いが入っていたようで、とても素晴らしい歌声が校舎に響き渡りました。明日のリハーサルがとても楽しみです。