今日の道徳の時間は、教科書の「サルも人も愛した写真家」という教材を使って「自然との共生について考えること」を目標として学習を進めました。天然記念物であるニホンザルの保護とサルによる農業への被害の問題に、サルを愛した写真家が直面します。地元の村人は様々な対策をしたものの、いっこうに被害が減らない状況の中、ついに駆除という方法を選択します。協力を求められた写真家はどのような選択をするのか。ここで教科書の本文は終わりです。授業者の「あなたがもしこの写真家なら協力するか、しないか」という問いかけに意見が分かれ、話し合いに熱が入りました。これまでに学習してきた命の問題、そして昨日学習した犬・猫の殺処分のこと。そして人間として、社会の中で生きていくこと。互いの意見を聞き合いながら、多くのことを考えた一時間となりました。