今日の午前中は、予定通り「そらんぽ四日市」(市立博物館プラネタリウムと環境未来館)の見学に行きました。到着後は、3つのグループに分かれ、プラネタリウムの視聴・時空街道や環境未来館展示の見学・四日市公害に関するDVDの視聴を行いました。プラネタリウムでは中学生用のプログラムで学習を進め、8Kプロジェクタ装備の全天周デジタル投映システムが見せる素晴らしい映像を存分に味わうと共に、理科でこれから学習していく天体分野の予習にもなり、とても有意義な時間となりました。
また、四日市公害に関するDVDは、公害問題と訴訟、そしてこの問題を克服していった過程がコンパクトに分かりやすくまとめられていて、これまでに学んだことの再確認になると同時に、四日市市の歩みや環境問題についてもっと学習したいという意欲が増す内容でした。生徒たちは視聴しながら熱心にメモをとり、ワークシートを仕上げていました。環境未来館では、DVDで視聴した四日市公害の歴史やその後の環境のとりくみについて、もう少し詳しい説明を聞いたあと、未来館内の様々な四日市公害に関する展示を自由見学しました。ここでも指導員の方に積極的に話を聞きにいったり、ワークシートに自分の感じたことを書き込んだり、とても熱心に学習する姿が見られました。
あっという間の半日で、すべての展示内容を十分に見ることはできませんでしたが、自分たちのまち「四日市」が公害を克服し、環境改善に取り組んできた歴史については、十分に学びを深められたと思いますし、環境問題を自分たちの問題としてとらえ、豊かな環境を維持する「持続可能な社会づくり」に自分たちが取り組んでいくことの大切さも理解できたと思います。今日学んだことを元に、各教科の学習、総合的な学習の時間でさらに学習を深めていきます。