本校での授業つくりのテーマとして「教科の本質に迫る『楽しい授業』つくり」を掲げています。今回は英語科の小林先生と永井先生の授業が校内研修の一環として公開されました。生徒たちが主体的に学べる手立てとして様々な工夫が凝らされていました。
3年生「西村さんになりきって、音読しよう!」
タブレットに入っているデジタル教科書を使って音読の練習をしたり、教材の音声を繰り返し聞き直したりして、生徒一人ひとりが自分のペースで取り組みながら、よりよく音読できるように意識して学習を進めている様子が見られました。ペアで互いの音読を撮影し合うことで、互いの良いところや工夫しているところに気付けるような活動も行っていました。
1年生「数をたずねる表現を知ろう/世界の挨拶や中学生の生活の様子を知ろう」
英語が苦手な生徒でも参加しやすいよう、スクリーンを用いてクイズ形式で新出表現にふれたり、リスニング(世界の中学生インタビュー)をペアで確認したりして、答えを確認し合いながら取り組んでいました。単語学習で復習や日本語訳をまとめる時間には、一人で集中して学習する時間も確保し、メリハリをきかして授業する様子が見られました。
どちらの授業も生徒同士交流し合い、対話しながら学習する姿が印象的でした。宿題もしっかりと提示されていました。授業で学んだことが定着するよう、家庭学習も積極的に取り組んでほしいと思います。