今日の道徳の授業は「たったひとつのたからもの」という教材を用いて「命の尊さ」について考えを深めました。障がいと重い病気を持って生まれてきた一人の男の子と、その両親が共に過ごした六年の日々を母親が描いたこの作品は、今から15年以上も前に出版されたり、ドラマ化されたり、CMで流れたりして有名になりました。教科書の本文は、それが凝縮されてものになっていますが、生徒たちの心を揺さぶるのには十分だったようです。
それぞれの担任から「彼が残してくれたものは何だろう」「人の幸せは命の長さではないのだとしたら何なんだろう」と問いかけられ、みんな一生懸命に考え、自分の考えをまとめていました。