内部東小学校の学校敷地内に「ホタル池」があります。今年の夏にはホタルが舞う姿が見られました。ホタル池は、″うつべホタルの里を育てる会”をはじめ、地域の皆様のご尽力によりできたものです。もともとは細い側溝だったところを、幅を広げ、土を入れ、ホタルの幼虫や餌になるカワニナを入れ、水を循環させるポンプを設置して、環境を整備していただきました。
ホタルの幼虫やカワニナの確保には、三重ホタルの会や県内各地のホタルの会の方にもご支援・ご協力をいただきました。
昨日は、そのお世話になった方に、内部東小学校のホタル池の取り組みをお知らせする報告会が開かれました。
ホタル池の現場で、″うつべホタルの里を育てる会”の方が、これまでの取り組みの経緯をご紹介し、その後校内の会議室に移って意見交換が行われました。
来年以降もホタルが舞い、さらにその数を増やすために、ホタル池のさらなる環境整備や、カワニナの確保など、参加者の皆さんから豊富な経験をもとにご意見をいただきました。
学校では、毎年3年生の子どもたちが内部地区のホタルについて学び、今夏のホタルをお家の方と見に来た子どももいました。
4年生は隣接するトンボ池でトンボの観察をし、さらに蝶や鳥も呼びたいと活動を展開しています。
内部東小の、そして内部地区の豊かな自然に触れ、学校を、そして地域を大好きになり、誇りを持てるよう、地域の方のお力を借りながら、学習活動を進めています。