ピーンと張りつめた空気と雰囲気の中、３学期の始業式が始まりました。
校長先生からは各学年に向けてのメッセージがありました。
　
【３年生のみなさんへ】
卒業までちょうど２か月になりました。
今までの努力の成果や結果を出す時期です。
がんばって下さい。
また、山手中学校の同窓生として今後も関わりがありますが、今の仲間と過ごすのも残りわずかとなりました。
今の仲間と有意義な時間を過ごしてください。

【２年生へ】
３学期は１年間のまとめの学期であるとともに、３年生になるための準備期間です。
最高学年になるにあたって、山手中学校をさらに良い学校にするためにはどうしたらよいのかを考えながら過ごしてほしいと思います。
そうすることがより良い３年生につながります。

【１年生へ】
４月からは２年生となり、先輩となります。
１学期は期待もあったと思いますが、不安もあったと思います。
次の新入生も同じことを感じながら入学してきます。
不安を取り除き、安心して中学校の生活を送れるようにするためは、どんな声掛けをしたらよいのか、どんな行動を取ったらよいのか、そんなことを考えながら過ごしてほしいと思います。

最後に、３年生の生徒議会の取り組みについて触れられました。
女子のブラウスの第１ボタンをきちんと留めようという運動を、学年議会が中心になって進めました。
この運動は、すぐに結果に表れ、３年生の女子のほとんどがボタンを留めるようになりました。
さらに下級生にも思いを伝え、さらに広がっています。
「自分たちで課題に気づき、自分たちで行動し、学校をより良い方向に動かしていく」
こういった動きが山手中学校の伝統となっていってほしいという内容でした。

朝の体育館はとても寒かったですが、真剣なまなざしで、集中して聴いているのがよくわかりました。
みなさんの表情から、３学期も充実した日々になると確信しました。