19日(金)に、
全国学力・学習状況調査がありました。
この調査の目的は、
①全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。
②そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。
③学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。
となっており、全国の中学3年生が取り組みました。
山手中学校でも、午前中に国語A・B、数学A・Bの4教科、午後に生活習慣等に関する調査を行いました。
どのクラスも緊張感漂う中、一生懸命に取り組んでいました。
調査結果は8月後半に学校に届きます。
その後、個人票を返すとともに、山手中学校の学力傾向や学習習慣の分析を行い、学校通信等を通じてお知らせします。
また、学校の取組を見直し、授業改善につなげていきます。
調査問題が、国立教育政策研究所のHPに掲載されていましたので、保護者の方や1,2年生も一度見てください。
平成28年度 全国学力・学習状況調査問題 ← ここをクリック
さて、数学Bに「数当てゲーム」の問題があったので、紹介します。
1年生には、ちょっと難しいかもしれませんが、チャレンジしてみてはいかがでしょう。
【手順】
問題に登場する女子生徒は、どうして簡単にあてることができたのでしょうか?
男子生徒が最初に決めた数を a として考えると説明がしやすくなります。
女子生徒がどのように求めたのか、5a+10を使って、説明できますか?
これが調査問題となっていました。
相手に伝わるように、言葉や文字で説明できますか?
こういった表現力は、授業の中で、説明をしたり、聞いたりする中で、力が伸びていきます。
授業は受け身ではなく、積極的に取り組んでいきましょう。
この問題の発展形として、誕生日をあてる数当てゲームなどもあります。
① 生れた月に25をかける。 ② ①の数に25をたす。 ③ ②の数を4倍する。 ④ ③の数に生まれた日をたす。
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1105になった場合、この人の誕生日はいつか分かりますか?
また、どのようにして求めたのか、説明できますか?
これ以外のクイズもたくさんありますので、調べてみたり、自分で作ったりすると、数学の力が伸びていきますね。
オリジナルの数当てゲームができたら、友だちと楽しんでみましょう。
また、数学の担当の先生にも紹介してくださいね。