今月も司書の石川さんに本の紹介をしていただきます。
10月9日は世界郵便デーです。みなさんは、手紙や葉書をよく利用しますか?
ラインやメールは、毎日たくさん利用していても、
切手を貼り、郵便屋さんに届けてもらう手紙や葉書は、
ほとんど利用しないという人の方が多いのではないでしょうか。
人の手を借りて届く郵便は、時間がかかりますが、
手間がかかっている分どこか温かい感じがします。
今日は、郵便をテーマに本を紹介します。
『みつばの郵便屋さん』
小野寺史宜・著 / ポプラ社(NDC913)
一軒一軒の家と名前をおぼえ、雨の日も風の日も、郵便を配達する秋宏は、タレントの兄・春行と間違われるほどよく似ています。そんな秋宏と町の人たちとの間でおきる小さな奇跡の物語です。
『駅鈴(はゆまのすず)』
久保田香里・著 / くもん出版(NDC913)
平城京と地方を結ぶ道に置かれた「駅路(はゆまじ)」は
役所などからの知らせを伝える情報伝達の要所です。
近江にある駅路の娘・小里は、父親のような「駅子(うまやのこ)」
になりたいと願っていました。
他にもいくつかのコーナーを設けてもらってありました。
【パズルに挑戦コーナー】
テストが終わったら、スマホゲームばかりでなく、こういったものにも挑戦してみましょう!
【フォーマルなあなたの魅力にくぎづけコーナー】
敬語や手紙の書き方の本の特集です。
2年生では職場体験学習が目前ですね。
そのことも考えて設けてもらってありました。
【さくらももこさんコーナー】
「ちびまる子ちゃん」の作者、さくらももこさんの特集です。