いよいよ夏本番。暑い日が続きますね。
夏にはこわ~い「怪談」がテレビや雑誌などでよく取り上げられます。
また、7月26日は江戸時代に「東海道四谷怪談」が初めて上演された日であることから、「ゆうれいの日」になっています。
今月は、「ゆうれい」のでてくるちょっと怖い本を紹介します。
『文豪ノ怪談ジュニア・セレクション 霊 星新一・室生犀星ほか』
東雅夫 編 / 汐文社(NDC913)
出張中のホテルでおそろしいホテルでおそろしい体験をした男は、なぜか昇進して…(『あれ』星新一)。長男の死を描いた『童子』の幻怪な後日談(『後の日の童子』室生犀星)ほか、文豪たちによる人間の霊魂にまつわる奇妙で不思議な物語8編が楽しめます。
『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』
神永学 / 文芸社(NDC913)
「助けて…ここからだして…。」幽霊が出るという噂のある廃屋に出かけて恐ろしい体験をした大学生たち。その後、一人の学生が眠りから覚めなくなり…。(『ファイルⅠ開かずの間』)
死者の魂を見る赤い左目を持った斉藤八雲がさまざまな殺人事件に挑むホラーミステリーです。