12月10日は世界人権デーですね。この日は、世界人権宣言が国連で採択されたことを記念して作られました。世界人権宣言とはどんなことをうたっているのでしょう。また、日本には私たちの人権を守るどんな法律があるのでしょう。
今月は人権に関連する法律の図書などを紹介します。
『こども六法』
山崎聡一郎/著 / 弘文堂(NDC320)
この本の著者は、小学校高学年でいじめ被害者に、中学でいじめの加害者を経験したそうです。そんな著者が、当時の、10代の自分に贈りたい本として、10代にもわかりやすい法律の本を作りました。
もしも、あなたが不当な行為で苦しむことになったときには、法律はあなたを守る盾になるはずです。
『ビジュアル版世界人権宣言』
シェーヌ出版社/編 遠藤ゆかり/訳 / 創元社(NDC316)
世界人権宣言にはどんなことが書かれているのでしょう?
1948年12月10日に採択された世界人権宣言の30条を、イラストとともに紹介しています。また、各条文に関連した政治家・哲学者・作家などの著名な人々の文章も味わうことができます。