2月2日は節分の日です。もともとは季節の変わり目のことを指しましたが、今では特に立春の前日のことを節分と言います。今年はなんと124年ぶりに2月2日が節分になりました。節分には豆をまいて鬼を追い払う行事が行われます。昨年は新型コロナウイルスによって生活に様々な影響が出ましたが、鬼(災厄)を退け一日も早く落ち着いた日常を取り戻したいですね。そんな豆まきの行事に関連して、今月は鬼を退治する本を紹介します。
『酒天童子』
竹下文子/著 平沢下戸/絵 / 偕成社(NDC913)
平安時代の京都で、源頼光が「頼光の四天王」と呼ばれる「渡辺綱」「坂田公時(金太郎)」「碓井貞光」「卜部季武」らとともに、京の平和を守るために物の怪たちと戦います。古典作品をもとにした物語です。
『学校では教えてくれないピカピカ自分みがき術
もうふりまわされない!怒り・イライラ』
名越康文/監修 / 日本図書センター(NDC141)
皆さんの心の中にも、「怒り」や「イライラ」という鬼がいませんか?自分の中の鬼を退治して、もやもやをとりのぞき、心の平安を取り戻しましょう。また、怒るべきところでは、きちんと怒りを伝えるのも大事なことです。この本を読んで上手な怒りの伝え方を身につけましょう。