いよいよ7月1日よりレジ袋の有料義務化がはじまります。「ちょっとコンビニで買い物」などのときにもぜひマイバックを忘れずに! もちろんお金を払えばレジ袋は購入できますが、その袋はいずれゴミになってしまいます。ゴミの減量や地球温暖化防止は切実です。小さなことかもしれませんが、自分たちでできることには、力を惜しみたくないですよね。
ゴミに関する問題を扱った図書を紹介します。
『シリーズ 自然 いのち ひと(20) プラスチック惑星 地球』
藤原幸一/写真・文 / ポプラ社(NDC519)
美しい森に生きるカニクイザルの親子の周りはプラスチックのゴミだらけ。こうしたゴミは、生き物の命を脅かすだけでなく、マイクロプラスチックへと姿を変えて様々な生き物たちの体内に蓄積されていきます。こうした生き物を食べる人間にはいったいどんな影響をもたらすことになるのでしょうか。読みやすい写真絵本です。朝読にもぜひどうぞ。
『ごみから考えるSDGs 未来を変えるために、何ができる?』
織 朱實/監修 / PHP研究所(NDC518)
2030年までに世界全体で達成しようという国連の17の目標SDGs。目標に向かって未来を変えるために何が問題で何ができるのかについて、「ゴミ」問題を入り口に考えていきます。写真やカラーイラストがいっぱいでこちらも読みやすい本です。