いよいよ今年度もあと2か月となりました。3年生は中学生活も残りわずかです。
ところで、2月22日は「世界友情の日」です。教室で顔を合わせる機会が減っても、ずっと友だちですね。
今月は友だちをテーマに本を紹介します。
『きみの友だち』
重松清/著 (新潮社) NDC913
小学四年生の時に事故にあい、それ以来松葉杖が手放せなくなった恵美。事故のことで周りに八つ当たりし、教室で孤立するようになってしまった恵美でしたが、「みんな」よりも大切な由香というかけがえのない親友ができます。
『かならずお返事書くからね』
ケイトリン・アリフィレンカ, マーティン・ギャンダ/著 リズ・ウェルチ/編 大浦千鶴子/訳
(PHP研究所) NDC289
アメリカに住んでいる12歳の少女ケイトリンは、外国に住む同年代の子と文通するという学校の課題で手紙を書きました。その手紙を受け取ったのはジンバブエに住んでいる14歳の少年マーティン。政治、経済、文化などまったく違う国に暮らしている二人が、手紙によって友情を深めていく驚きの実話です。