データもとは、三重県教育委員会が行った
「平成26年度 スマートフォン等の使用に関する実態調査」です。
平成26年度 スマートフォン等の使用に関する実態調査 ← ここをクリック
そのなかに、「
利用時間と自己肯定感の関係」を調べた項目があります。
「あなたは、『自分によいところがある』と思うことがありますか」と
「あなたは、学校がある日に一日どれくらいケータイを利用していますか」
のクロス集計です。
結果は次のようになっています。
利用時間 | あると答えた割合 |
1時間未満 | 64.3% |
1時間以上3時間未満 | 61.2% |
3時間以上 | 50.3% |
これを見ると、
ケータイを長時間利用している生徒は、自己肯定感が低い傾向がある
ことが分かります。
このことは、小学生においても、高校生においても同じような傾向になっています。
調査結果には、なぜ、このような傾向になっているのかの分析はありませんが、ネット中心の生活が何らかの影響を及ぼしていることが予想できます。
家庭でのルール作り、雰囲気づくりを考えるきっかけにしていただければ幸いです。
12月17日の山手中学校のHPで紹介しましたスティーブ・ジョブズのエピソードを、もう一度紹介します。
12/17 家庭学習と学力の関係 ← ここをクリック
iPhoneやiPadを創りだしたスティーブ・ジョブズのエピソードを紹介します。
彼は自分の子どもたちには、自分で開発したiPhoneなどの機器を使わせなかったようです。
それは、家族との会話を大切にし、親子でコミュニケーションを取ることを重視したからです。
そういった血の通った会話の時間こそが、子どもを社交的に育てることにつながると考えたからだそうです。