PTAの教養部の方にお世話になり、家庭教育講座が行われました。
株式会社CTYの山本龍太郎様と渋谷文昭様をお招きし、
「
インターネットの安心安全な使い方~ 子どもたちをネットの被害者にも加害者にもさせないために~」
というタイトルで、動画をまじえた講演会でした。
1時間ちょっとの中身の濃い講演会でしたので、すべてを紹介することはできませんが、一部紹介します。
スマートフォンは、いわゆるガラケーと呼ばれるこれまでの携帯電話をは大きく違うという認識を持つこと。
①電源がONの状態では、ネットと接続している
②アプリの提供を受けることができる
③莫大な情報と接することができる
このようなことが直観的な操作でできるので、可能性は大きく広がります。
反対に、多くの危険もあり、利用者側で危機管理をする必要があります。
以下のような危険があります。
①ネット依存
・常に確認していないと不安 ・歩きスマホ ・昼夜逆転の生活
・ゲームが止められない→課金し多額の請求も… など
②ネットいじめ
・グループチャットからはずす ・ブロック ・悪口
・写真や動画をアップする
・文字だけのやりとりは「言葉足らずで誤解を招いたり」「行き違いが生じたり」することが多い。
(例)何で来るの? 「交通手段は何?」という意味と「なぜ来るのか?」という意味
(例)カワイクナイ? 「可愛い」という意味とその逆の意味
③なりすましによる誘い出し
・簡単に年齢、性別をごまかせる→性的被害、暴力、金銭的被害など
④個人情報の漏えい
・一度アップされると完全に消去することは難しい→進学・就職で困ることも
・GPS機能により、場所が特定されてしまう⑤ネット詐欺・クレジット番号やパスワードが残ってしまうことも⑥チェーンメール・不幸の手紙パターンではなく、感動的な内容で拡散を強要⑦著作権・肖像権の侵害・違法ダウンロードは、2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金
・違法アップロードは、10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金 が科せられることも…
⑧その他・残虐な映像など有害サイトの閲覧
・一時の感情による殺人予告や爆破予告 など
そうならないために…
①親子で話し合ってルールを決める・利用時間のルール ・課金のルール ・フィルタリングの約束など具体的に
・定期的にルールの見直しが必要
②フィルタリングの設定をする・最新のOSに更新する ・ウィルスソフトをインストールする
・GPS機能をOFFにする
・フィルタリングは設定を変えられる→使用時間の設定もできる
③子ども自身のフィルタリング機能を高める
・怪しいサイトには近づかない→
これが最大のフィルタリング