先日から1年生の理科で、特別授業として「地震」について学んでいます。
年始早々に起きた『能登半島地震』の確認をした後、大地震時の災害の映像を視聴しました。
その映像では、セミナー会場に集まった大人数の人々が、地震のアラームが鳴り響いてシャンデリアが落ちるほど大きく揺れ動いているにもかかわらず誰も逃げずにその場で固まっている場面や、ショッピングモールの壁が一気に崩れ落ちる場面、揺れとともに地割れが起きる場面、タンスや棚、靴箱などの家具が折り重なるように倒れ足の踏み場が瞬く間になくなってしまう場面などが映されました。
また、CG映像で津波の速さを体感しました。津波が見えたと思ったら、一気に目の前にやってきて、飲み込まれてしまいました。オリンピックの100m走選手のスピードだそうです。
生徒は、真剣に映像を見て、地震の揺れからくる室内外や津波の恐ろしさを正しく感じ取っていました。 家庭での避難対策や避難グッズの有無を確認したところ、このクラスでは半数ほどの家庭が対策と準備を行っていましたが、これは全員が対策と準備をしているとしていきたいところです(ちなみに、私教頭は避難グッズをそろえてあり、年に1回程度備蓄食料もチェックと入替えを行うようにしていますが、寝室には備えがなかったので対策しようと思います)。
理科室での授業後、備蓄倉庫を見に行きました(本校には市の備蓄倉庫と地区の備蓄倉庫の2つあります)。鍵を開け、中に何があるのかを見て回りました。あまり時間は取れませんでしたが、開けて中に入ったという経験は大きいと思います。