四日市市立山手中学

〒510-0805                 
三重県四日市市大字東阿倉川70



 学校教育目標 : 人間性豊かで、自分で考え行動できる生徒の育成
 めざす学校像 : 笑顔希望にあふれる学校
 めざす生徒像 : 美しいものに感じ、自分他者大切にする生徒
 

日誌


2019/03/27

卒業生からのメッセージ③

| by 山手中     
卒業生から後輩のみなさんに向けたメッセージ、第3弾です。
心のこもった温かいメッセージですので、しっかり読んで、これからの取り組みに生かしていってほしいと思います。

 学習面に関しては、「もっとやっとけばよかった」とか、「もっと早くにやっておけばよかった」とかは、どれだけ頑張っている子でも受験前になれば後悔する時が必ずやってくると思います。でも、少しずつでも今のうちからコツコツと積み上げていけば、中3になれば少しの自信につながると思うので、提出物とかあまり出せていない子は絶対に出してくようにして下さい。自分の行きたいと思っている高校と親が行ってほしいと思っている高校が違い、もめることがあるかも知れません。しかし、自分の意見を言いづらくてもきちんと言った方が自分のためにもなります。志望校は楽に決めるのではなく、慎重にしっかりと考えた上で結論を出すことが大切なので、早いうちから親と話しておくのがいいと思います。テストで点数が取れなくて悩んでいる子は、友達に勉強の仕方を聞いてみたりして、自分に合った勉強法が見つかれば、点数はぐっと上がります。実際に自分はそうでした。
 中3になれば1・2年生の時より、時間がたつのが早く、だんだんと卒業に近づいていくのが実感できます。だから、今、自分の周りの仲間やクラスメイトとたくさんお話をして、たくさん交流を持つべきです。中学校で出会った仲間は、一生の宝物となります。学年が上がるにつれて、友達への接し方も変わってくるし、なんか話しかけるのも恥ずかしくなる時期もあります。だけど、特に中3のクラスの仲間は、受験シーズンを一緒に向かえることもあり、一緒にがんばったり、応援してくれたりする人がたくさんいます。大事にしていってください。
 部活動が辛く、やめたいと思っている人もいるかもしれません。けど、部活の仲間と過ごせるのは運動部の人は夏の終わりまで、文化部の人は11月までです。部活と勉強の両立させることは難しいことですが、どちらにも一生懸命になれたら素晴らしい事なので、頑張って下さい。
2年生は3年生に、1年生は2年生になり、どちらの学年も新しい後輩ができます。2年生は最上級生になるので、学校を引っ張っていくのと同時に、山手の伝統を受け継いでいってください。1年生は初めての後輩ができて、初めは話したり、教えたりする時に緊張すると思います。1年間学んできたことを、次の1年生にしっかりと伝えて下さい。応援しています。  
樋口乃彩さん


 中学を卒業すると、今の友だちと会える機会が少なくなってしまいます。小学校の頃も含めると9年間、毎日のように会ってきた人と別れることになります。なので、僕は笑顔で別れられるようにたくさんの人と話すようにしてきました。みなさんも1つ1つの人間関係、絆を大切にして、悔いのないように中学校生活を送ってください。  
中 英吉さん

 私が後輩のみなさんに伝えたいこと、まずは部活動のことです。本当に1分1秒を無駄にせず努力し続けてください。私は3年生の夏にとても悔しい思いをしました。試合に負けてしまった悔しさもあったけど、それ以上に「あの時もっと度食しておけば…」と言う後悔の方が大きかったです。みなさんにはそのような思いをして欲しくないので、今、しっかりと努力してください。
次にクラスや友達、先生のこと。周りの人と一緒にいる時間を大切にしてください。今過ごしている時間は戻ってこない時間なので、一日一日を大切にしてください。  
 最後に勉強のこと。私は3年生になってとても苦労しました。1・2年生徒の時は部活や遊んでばかりで、机に向かう習慣がついていなかったからです。だからみなさんは今のうちに30分でもいいので、机に向かう習慣を身に着けてほしいと思います。
 中学校生活をどれだけ楽しめるかは、自分次第だと思うので、思い切って行動することはとても大切です。みなさんも最高の思い出とともに卒業することを祈っています。最後の日まで頑張ってください。 みなさん、ありがとうございました。  
加藤美羽さん


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