3年3組の社会の授業と2年5組の家庭の授業を、先生たちが参観し、ICTの効果的な活用や授業づくり、個別最適な学びと協働的な学びなどの学びについて、研修を行いました。
3年3組の社会の授業では、公民分野で「裁判の仕組みと人権の尊重」を行いました。実際にあった事件を事例に、冤罪を切り口に授業が展開されました。生徒の皆さんは事例や資料を基に読み取れることを自分の言葉にして、とても活発に話し合いをしていました。とても素敵な姿でしたね。
2年5組の家庭は、「美しく・丈夫にスナップボタンを付けよう」というめあてに向けて、クリーナーにスナップボタンを付ける授業でした。タブレットで動画を見たり、注意すべきことを確認し合ったりしながら、スナップボタンを付けました。裁縫の得意な生徒は、自分の分ができたら、周りの生徒に教えに行っていました。これもとても素敵な姿ですね。
3年3組と2年5組の皆さん、そして授業者の先生、お疲れ様でした。そして、素敵な授業をありがとう。
3年3組の社会の授業の様子です。
タブレットを活用しながら、グループディスカッションをしています。
タブレットに映し出されたダイヤモンドランキングの表です。自分の考えをタブレット上でランキングを付けています。
「先生~この考えってどうなんでしょうか?」と質問も活発です。
2年5組の家庭の授業の様子です。
タブレットには、ボタンの付け方の動画が流れます。何度でも見られて、自分が見たい場面に自分のタイミングで戻し、方法を頭に叩き込んでいます。
グループで共有しながら、「そこの場面ではさ、波縫いしてさ~」「ここは裏側に針を回すはずだよね」と確認しあっています。
確認後はボタン付け作業です。黙々と、そして着々と進めています。完成が楽しみです。
生徒の皆さんが帰った後は、先生たちは研修会です。参観した授業から学んだことや、個々はこうしたほうが良かったのじゃないかという課題を話しあい、自分の教科の授業にどう取り入れていこうかなど、話し合いました。
写真にはありませんが、このグループディスカッションの後、全体で交流し、教育委員会の方から助言を受けました。
お互いに話し合ったことや教育委員会の方からの助言から、いろいろと気づかされたこと、学んだこと、課題、改善点がありました。これらを明日からの授業に活かしていきます。
先生たちも学び続けます。今日の研修会後の先生たちは新たに学んだことによって、表情がうれしそうでした。
生徒の皆さん、「学び」は「喜び」です。積極的に学んでいきましょう!