弥生時代後期の住居跡が多数発見され、江戸時代後期には
銅鐸も発掘(1)されただけでなく、戦国時代には、中世の城址もよく遺構を留めている、古い歴史のある町です。
現在は、工業用水の貯水池として
伊坂ダム(2)が作られたことでその周辺も整備され、自然を利用したスポーツ公園として、年間を通して多くの人々の憩いの場となっています。
また、伊坂ダムのふもとには、水田に囲まれた千代田町があります。古くは、鶴が多く飛来したことから「鶴沢」と呼ばれました。
千代田町には、八郷村村長を長く務められた
平田武翁の生家(3)も残されています。平田翁は、八郷小学校誕生のために中心となって働かれた方です。
現在の千代田町には、介護施設「ハピネスやさと」、四日市市の授産施設「あさけワークス」の福祉施設があります。
また、四日市市の上水を管理する「朝明水源地水源管理センター分析所」もあります。