お知らせボード

 園庭で・・・2020.4.27
 だんだん日中の気温が高くなり、日向では半袖で過ごせそうな日もありますね。

 幼稚園は休園で、子ども達の声が聞けず静かな毎日ですが、園庭の花たちはきれいに咲いて、その静けさを和らげてくれています。

 毎日家の中で過ごしていると、窓の外の風景の変化に気づいたり、朝日や夕日の美しさにしばし心を奪われたり・・・  いつもはできないことができたり、家族で過ごす時間が増えたり、と考え方で心もちも変わってきますね。 少しゆっくり過ごしなさい、と時間を与えられているのかもしれません。

 子ども達が登園する日を楽しみに、さくらちゃんと一緒に待っていますね!



 卒園間近2020.3.18

 来週月曜日に卒園式を控え、今日は大掃除をしました。

 大掃除前日、壁に貼ってある展示や作品をかけておくための作品かけ、お当番表などの作品を担任の先生が外しかけると、「僕もやる!」「私も!!」と、率先して手伝おうとする子ども達。先を見通して行動する力がこんなについたんだなぁ、と感心しました。

 でも・・・

 子ども達の作品でにぎやかだった壁が、きれいに外されて、壁紙だけになったのを見て、無性に淋しさを感じました。「淋しいな・・・」

 子ども達の成長はとてもうれしいことですが、巣立ちを迎えるこの時期、同時に淋しさが増してきます。

 明日一日を精一杯、楽しく充実した一日にしたいと思います。

 雨の日の出来事2020.3.13
 春の訪れは三寒四温、といいますが、この頃の気温差は、体調管理しずらくて大変です。また、新型コロナウィルスが世界中に広がり、終息の兆しが見られず、心配です。

 そんな中、先日の大雨の日にこんなことがありました。

 大粒の雨が強い風に吹かれて、テラスに降り込んできました。何度拭いても、降り込んできて・・・ テラスを拭きながら、先生方は子ども達に、「雨が降って、テラスが滑りやすくなっているから、気をつけようね」と声をかけていました。
 日々の園生活のなかでも、テラスを走ると危ないことは先生から教えてもらっていますが、この日は特に滑りやすい状況だったので、先生は、子ども達に声をかけていたのでした。

 それでも・・・ つい小走りになってしまった4歳児の子。勢いはなかったのですが、滑って転んでしまいました。その子は、転んで痛かった、というよりは、先生から、気を付けてね、と言われたのに小走りしてしまったことを後悔したのでしょう。涙が止まりません。職員室で気持ちを落ち着けていたとき、5歳児が3人、食事の時のお茶のやかんを戻しに職員室に入ってきました。

 5歳児3人は、なぜその子が泣いているのか、ちゃんと知っています。一人の子がそっと近づいてきて、座っている4歳児に合わせてかがんで、「これからは、走ったらあかんよ」と小さな声でそっと伝えていました。もう一人の子は、職員室を出るとき、「お部屋で待ってるからね」と声をかけていました。

 その優しさに触れ、自分が小走りをして転んでしまったことがよけい悔やまれたのでしょうか、転んだ子は泣き声が大きくなりました。「転んじゃったけど、大きい組さんが、心配してくれていたね。大丈夫、今度から気を付けたらいいね」と伝えると、安心したのか、やっと笑顔が戻りました。

 毎日共に過ごしている子ども達だからこそ、友だちのことをよく知り、言葉をかけあえるのだと思います。そのかける言葉の温かさに、子ども達の心の成長を感じます。言葉をかけてもらった○ちゃんも、きっと次は、自分がその言葉をかけてくれることと思います。園での生活を経験しているからこそ得られる、気持ちの継承だとも思いました。

 転んで心がちょっぴり痛かった○ちゃんですが、そのおかげで、温かい気持ちのプレゼントを受けとることができた日でもありました。

 無事 終わりました!2020.2.15
 今日は延期になっていた発表会〜きらきらカーニバル〜を行うことができました。

 一番最初は合奏です。
  見ているほうがドキドキしていましたが、子ども達はいつも通り、いえ、いつもよりもずっと落ち着いていて、演奏もバッチリ! 

 鍵盤ハーモニカ、メロディーベルの演奏と続き、いよいよ劇です。
子ども達と先生たちで創り上げてきた劇。一人欠席したお友だちがいて、急遽、その子が出演する場面をみんなで少しずつ変わりあって代役を務めました。一度もその練習はせずに来ていたので、ぶっつけ本番でした。日ごろから、自分の出番だけでなく、みんなのことをよく見ていた子ども達。代役も自分の役のようにやっていましたよ!!すごいなぁ。

 そして最後に歌を歌いました。
リハーサルの時もそうでしたが、合奏から始まって、プログラムごとに子ども達の成長を感じながら見ていて、子ども達が真剣に歌う歌に感動し、やっぱり今日も涙が・・・。

 大きな行事があるたびに、日々では気づかない子ども達の成長を目の当たりにすることができます。でも、その成長は、日々の園生活の積み重ねがあってこその成長だと思います。

 発表会が終わると、もうすぐ春がやってきます。これからの日々は、今まで以上に過ぎていく時間の速さを感じることでしょう。精一杯、一日一日を大切に過ごして行きたいと思っています。


 もうすぐ 発表会!2020.2.13

 先週土曜日に行う予定だった発表会。(神前幼稚園では、「きらきらカーニバル」と言っています)

 インフルエンザのため、先週金曜日と今週月曜日が園閉鎖になり、今週土曜日に延期になりました。まだ、完全復活!とは言えませんが、土曜日には、そろって発表会ができることを願っています。

 子ども達のきらきら輝く発表会になりますように!!

 どきどき ぽかぽか2020.1.21
 先日、地震と火事の避難訓練を行いました。災害速報機を使って行う予定でしたが、操作がうまくいかず、速報機を使わずに訓練を行いました。

 でも、本当に地震が来た時に、急に速報機が災害を知らせるアナウンスを始めたら、聞いたことのない端末の音声にびっくりしてしまうと思い、もう一度速報機の操作をやってみました。子ども達は食事を終えたばかりの時間でしたが、捜査開始!すると、先日はうまくいかなかった速報機の操作ができたのです。

 当然、先生方にも知らせておらず、ましてや子ども達は食後のおなかを休めるため、絵本を読んだり、絵を描いたりして、ゆったりと過ごしているその時に、突然速報機がアナウンスを始めたから、さあ大変です「!!

 突然のことに驚いた先生方でしたが、子ども達に「机の下に隠れて!!」と冷静に指示をして、子ども達も騒ぐことなく、静かにじっとしています。「地震の練習だから、本当に地震が来たんじゃないよ。訓練はおしまい」とお部屋に伝えに行くと、担任の先生は、「びっくりしました」と言いながら、子ども達とともに机の下から出てきました。5歳児の子ども達は口々に、「あ=、びっくりした」「ほんとに地震が来るのかと思った!」とほっとしています。部屋の中を覆っていた緊張の空気が緩んだとたん、まだ机の下から出てくることができずにいた4歳児(びっくりして動けなかったようです)が急に泣き出しました。抱きしめながら、「もう大丈夫だから、安心してね。練習だったんだよ」と伝え、座っていた椅子に座らせても、まだ泣き止みません。すると、向かい側に座っていた5歳児がそっとその子の頭をなでながら、「練習やでな。地震がきたら、隠れるんやに。でももう、練習は終わったよ」と言葉をかけていました。

 突然びっくりさせたけど、先生方の機敏な行動や指示、子ども達のしっかりとして行動や、相手を思いやる優しさに触れることができました。起こってほしくない災害ですが、神前幼稚園の子ども達や先生方なら、きっと大丈夫!と思ったひとコマでした。


 もうすぐ クリスマス2019.12.13
 暖かかったり、寒かったりとジグザグお天気が続いています。インフルエンザも流行の兆しを見せていますが、子ども達は元気いっぱい!朝のマラソンから一日が始まり、体を動かして遊びながら、寒さに負けない体づくりをしていますよ。

 先日、園庭のイチョウの落ち葉を熊手で集めていると、子ども達が手伝いにやってきてくれました。保育室でクリスマスブーツを作り上げ、園庭に出てきたという話をしていたので、
 「もうすぐ クリスマスだね。幼稚園にもサンタさん、来てくれるかな?:
 「来てくれると思うよ」
 「みんなのおうちにも来てくれる?」
 「うん!!」
 「わたし、○○ 頼んだよ」
 「そうなんだ  どうやって頼んだらいいの?」
 「サンタさんに お手紙書くの」
 「ふうん どこに送るの?」
 「送るんじゃないよ」
 「えっ? どうしたらいいのかな}
 「枕のところに 置いておくの」
 「そうかぁ 枕のところに置いておいたけど、来てくれなかったの どうしてかなぁ」
 「サンタさんは よい子のところに来るの」
 「私は悪い子なのかなぁ・・・」
 「・・・」
   無言でしたがすかさず
 「えっとね サンタさんは 子どものところに来るの」
 「そうなんだ! 私は大人だから来てもらえないんだね」
 「そう うちのお父さんもお母さんも プレゼントはもらってないもん」

   子ども達から 温かい気持ち をプレゼントしてもらったひと時でした。
   何よりの贈り物 ずっとずっと大切にします♡
 

 秋の深まり2019.11.22
 朝夕は寒さを感じる日もありますが、日中は暖かく、いえ、厚さを感じることもあり、寒暖差に体調を崩しがちですが、子ども達は元気いっぱい! 皆出席で頑張っている子ども達です。

 11月中旬頃から、「秋」を探しに園外に出かけたり、他の公立幼稚園のお友だちと交流したりしています。

 地域の方のご厚意で、畑でさつまいもを植えさせていただき収穫したり、みかん狩りをさせていただいたりしています。

 みかん山でみかんを取らせていただいているとき、ある子が「○○さーん!ありがとう!!」とふもとの田んぼに向かって叫んでいます。○○さんとは、みかん山の持ち主の方で、田んぼの近くには○○さんの家があります。その声に気付いた周りの子ども達も、横一列に並び、「○○さーーーん、ありがとうーーー」と声を揃えて叫んでいました。
 子ども達は○○さんに教えていただいたみかんの取り方をしっかり覚えていて、一緒に行った別の幼稚園のお友だちに取り方や注意点などを説明していました。

 実体験を重ねる中で、地域の方ともふれあい、その経験が子ども達の心を成長させてくれているんだなぁ・・・。ふもとの田んぼに向かって「ありがとう」と叫ぶ子ども達の姿を見て、胸が熱くなったひと時でした。

 秋のおとずれ2019.10.25

 運動会がつい先日終わったと思ったら、もう10月も終わりに近づいてきました。秋は子ども達の遊びに広がりを感じる季節です。遊びを通して、心も体も大きくなります。

 今、保育室では「お化け屋敷」が展開されています。月末のハロウィンも影響しているのでしょう。思い思いにお化けを作ったり、衣装を手作りして仮装を楽しんだり、迷路や隠れ家のような場所を作ったりしています。一人一人が自分のイメージを出し合う中で、相手のイメージも聞きながら、どうやって実現させようか相談もしています。先生たちも子ども達のイメージに寄り添いながら、目新しい材料や道具を出して、より楽しめるように援助しています。

 幼児期のごっこ遊びは、子ども達の想像・創造する力をはぐくみ、そのイメージを実現させていくことで達成感を感じる、とても大切な活動です。幼児期だからこそ、思い切りイメージを膨らませ、友だちと共働し遊びを盛り上げていけると思います。そんな中で友だちの新たな一面を発揮したり、自分と相手とのイメージや考えの違いに気づいたりもできます。これからも、大切にしていきたい、残していきたい遊びです。

 

 競い合う楽しさ2019.10.9

 先日の運動会は、快晴ではなかったものの、時折日差しが差し込むお天気で、体を動かしやすい一日でした。子ども達はのびのびと自分の力を発揮し、たくさんの観客の固いん応援していただいたことで、持っている力を出し切ることが心地よいと感じられていたようでした。

 運動会を終えて、自分の力を出すこともですが、友だちと力を「合わせる」ことにも心地よさを感じた子ども達は、登園してから「○○ちゃん、なにしているのかな?」「◎◎くん、もう竹馬に乗ってる」と、今までよりも友だちの遊びや行動に興味が深まってきているように感じます。
 また、チームに分かれて競い合うことにも楽しさが感じられるようになってきているので、担任は「チーム対抗」の活動を今までよりも意識して行うようにしています。そうすることで、より楽しさを「共感し合う」ことができるようになっていきます。

 運動会での経験が、次のステップに進んでいく子ども達の原動力となっているようです。


 運動会2019.9.28

 本日の運動会は 予定通り行います。

   よろしくお願いいたします。

 あと2日・・・2019.9.25
 21日土曜日には、幼稚園隣の小学校で運動会が挙行されました。

 来年4月から小学校に通う5歳児が、旗取りに出場し、小学校への期待に胸を膨らませていました。

 そして!

 あと二日すると、幼稚園の運動会。三連休明けからお天気も良く、子ども達の運動会の取り組みも、熱が入ってきています。

 幼稚園の園庭はとても広く、除草しても除草しても草がにょきにょき生えてきます。昨日は曇天で、絶好の除草日和!朝から子ども達が帰るまで、一日、除草をしました。担任の先生とあいさつをし、迎えに来てくれた保護者と一緒に帰っていく子ども達。私のほうに走ってきて、「ありがとう」とにこっと笑顔を向けながら言ってくれた子がいました。
 「わぁ、うれしいなぁ!すごく元気がでたよ!!」
と応えると、その後ろにまた別の子が走ってきます。4,5人の子ども達が思い思いに「ありがとう」の気持ちを伝えてくれました。

 担任の先生が「子ども達は、朝からずっと草を抜いてもらっていたことに気づいていました」と話してくれました。

 運動会の取り組みを通して、自分のことも、周りのことも大切に思える気持ち、最後までやり通そうとする気持ち、そして、その気持ちを行動に表す力をつけてきているなぁ、と感じました。

 土曜日が楽しみです。

 こころの内2019.9.17

 三連休明けの朝、元気に登園してくる子ども達。その中にひとり、門のそばのイチョウの木の下で歩みが止まっている子が・・・。担任の先生が気づき、
 「○○ちゃん おはよう!」
と声をかけますが、その子は動きません。先生のそばにいた子ども達も
 「おはよーう!!」
と声をかけていますが、そこに立ち止まったままです。
担任の先生だけでなく、他の先生やあとから登園してくる子、その保護者さんも声をかけてくれますが、やっぱり動きません。

 その子の保護者さんも、少し離れたところでその子を見守ってくれています。
担任の先生と保護者さんで相談して、今日はそのまま、少し様子を見守ることにして、保護者さんには帰ってもらうことにしました。

 他の先生が園庭のマーキングを新しくし直すので
 「○○ちゃん  手伝ってくれる?」
と声をかけると、イチョウの木の下から園庭の真ん中まで動いてきました。

 もうすぐ運動会なので、今日は、みんなでオープニングの取り組みをすることになりました。まずは遊戯室でやることを伝えますが、なかなか気持ちが動かないようです。
担任の先生と子ども達は二階のテラスから園庭にいるその子に
 「○○ちゃ〜ん 先に始めとるでなぁ!」
と声をかけ、遊戯室へと入っていきました。○○ちゃんはちらっと二階に目をやりますが、まだ動きません。

 少しして、今度は園庭でオープニングの演技をしに子ども達が降りてきました。
目の前で友だちが演じている様子を見るでもなく、下を向いている○○ちゃん。耳だけが音楽を聴いているようでした。

 ちゃほの「さくら」が小屋の中で砂浴びをして、まるで音楽に合わせて踊っているようだったので、
 「○○ちゃん さくらちゃんも一緒に踊ってる!!」
と小屋を指さし声をかけると、小屋のほうにやってきました。
戸を少し開けて、中の様子をみている○○ちゃんは、笑顔になっています。
 (もう少しで、気持ちが動くかな?!)
と思いましたが、急がず、○○ちゃんの気持ちに寄り添うことにしました。

 ○○ちゃんはオープニングの演技には参加しませんでした。
使っていた道具をみんなで片づけ始めたので、
 (ここを逃したら、参加するきっかけがなくなってしまう!)
と思い、
 「○○ちゃん 一緒に手伝おう!」
と手を取って走り出すと、○○ちゃんも走り出しました。
そして片づけを手伝うと、今までのことがなかったかのように、自然に友だちの中に入っていきました。

 きっと何かを「こころの内」に秘めて立ってきたに違いない○○ちゃん。
そのこころの内を訪ねてみることもありますが、子ども自身が伝えきれない、または、伝え方がわからないこともあります。今日のように、その「こころの内」に寄り添いながら、「ここだ!」と思うときに行動に移す、そのタイミングをはずさないように、子ども達の心の中を常に探り、関係を深めながら、幼稚園での生活を豊かに楽しいものにしていきたいと思っています。

 言ってきました!  「より曾井サロン」2019.9.13

 昨日、お誘いをいただいて、園近くの「より曾井サロン」にお邪魔してきました。

 子ども達の到着を、今か、今か今かと首を長くして待っていてくださったサロンのみなさん。大歓迎を受けて、子ども達はちょっと照れていましたよ!

 ♪ どんぐりころころ  ♪ とんぼのめがね   をうたった後、身振りも交えて
 ♪ 大きな栗の木の下で を参加されている方たちと一緒に歌いました。

 月末に控えた運動会。よかったら、応援に来てあげてください、とお伝えすると
「応援してるから、がんばってね!!」「楽しみやね」と声をかけていただいていました。

 最後に参加された皆さんの机の周りをジグザグに回って、タッチをしたり握手をしたしとスキンシップ!  楽しいひと時を過ごさせていただきました。

 楽しいこと 見つけた!2019.9.13

 子ども達は毎日園で「楽しいこと」をたくさん見つけています。

 園庭で子ども達が何やら集まってひそひそ。
  「なにか見つけたの?」
と尋ねると、
  「ひみつ!」 
  「えぇー 教えてほしいな」
  「あとでね」

 その場を離れ、様子を見ていると・・・
  ある子は砂場に走って行ってバケツに水を汲んできています。
  ある子は砂場の砂をバケツに山盛り入れて、重そうに運んでいます。
  ある子はしゃがんでいたところの砂を、手でこするようにしてかき集めています。
   ( もしかすると・・・! )
 始まりました、泥団子づくり!
  「ここの砂な、僕が見つけたんやに」
  「どうして見つけたん?」
  「走っとったら見つけたん」
  「へぇ  すごいなぁ!」
 子ども達は、いつの間にか話をやめて、黙々と団子づくりに熱中しています。
  「ひみつ」とは、この「泥団子が作りやすい砂を見つけたこと」
 だったようです。
 
 大人にとっては「えぅ そんなことで楽しいの」と思うかもしれませんね。
でも、子ども達にとっては、とても大切で重要なことなんです。だからこそ、大好きな友だちと、その「ひみつ」を共有し、より楽しさを増やそうとするのです。

 その日の午後、
  「もう ひみつ 教えてくれるようになった?」
 と「ひみつ」と言っていた子に声をかけると、嬉しそうにまん丸の泥団子を見せてくれました。その満足そうな笑顔に、私も思わず笑顔になりました。

 こんな風に子ども達は、自分で「楽しいこと」をより「楽しむ」方法を、遊びの中で毎日見つけていますよ。

 春の遠足  その32019.4.24
 お二人とヤギに別れを告げ、介護センターから集会所に戻り、ホールでお弁当を食べさせていただきました。当初の予定では、戸外でお弁当を食べる予定でしたが、あまりの暑さに熱中症が心配になり、急遽お願いして、ホールを使わせていただきました。突然のお願いにもかかわらず、快く使わせてくださって、本当にありがたかったです。

 お弁当を食べた後、おやつも食べ、戸外に出て遊ばせていただき、園へと帰ってきました。

 とても暑い日でしたが、様々な出会いがあって、とても楽しい一日となりました。

 お世話になった皆さま、本当にありがとうございました。

 春の遠足  その22019.4.24
 神前いちごさんを出て、その次の目的地は「神前総合介護センター」です。センター目指して歩いていると、反対側の歩道を、車いすに乗っている方を押しながら歩いている方たちに出会いました。

 「どこに行くの?」と声をかけてくださったので、「介護センターです」と子ども達が答えると、「そうなんやな」と言って、向こう側を同じ方向に歩いて行かれました。

 介護センターにはヤギがいて、そのヤギを見せてもらうのが目的です。小屋に近づくと、ヤギも子ども達がいる柵のほうによって来てくれました。視線を感じて後ろを振り返ると、先ほど道で出会ったお二人が、施設の中から、ガラス越しに手を振ってくださっていました。子ども達も手を振り返し、しばらくは窓越しに子ども達の様子を見てくださっていました。

 春の遠足 暑かったけど楽しかったよ!2019.4.24
 今週月曜日、晴天に恵まれて予定通り、春の遠足に出かけてきました。

 5歳児きくさんが4歳児すみれさんと手をつなぎ、まずは寺方集会所目指して出発しました。きくさんは、先週、菜の花畑に散歩に出かけていますが、すみれさんは、園外に出るのは初めて! お兄さん・お姉さんとしっかり手をつなぎ、歩いていきました。

 集会所に着くと、ホールに入れていただき、リュックサックを下ろします。10時前でしたが、気温はくんくんうなぎ上り。ホールの中はひんやりとしていました。水稲だけを肩からかけて、次の目的地「神前いちご」さんに出かけました。集会所からはすぐのところにあり、あっという間に到着しました。イチゴが育っているビニールハウスを見学させていただき、イチゴのパック詰め作業も見せていただきました。選別の仕方を説明していただいたり、おいしいイチゴの見分け方を教えていただいたりしました。
 

 菜の花畑に 行ってきました!2019.4.19
 先日の午後、お弁当を食べ終わってから、園から歩いて10分ほどのところにある、菜の花畑にお散歩に出かけてきました。

 辺り一面黄色に染まっていて、「春爛漫」を感じる光景でした。

 地域の方が、子ども達が楽しめるようにと、田んぼに菜の花の種をまいてくださったものですが、とっても楽しい【しかけ】がしていただいてありました。それは・・・  なんと! 《菜の花迷路》 でした!!

 菜の花は子ども達の背の高さよりも高くまで成長していて、迷路を歩く子ども達の姿は、遠くからでは見えません。 時折、迷路の中かから子ども達の笑い声が聞こえてくるので、どの辺りにいるのかはわかりますが、子ども達同士は、どこに誰がいるのかわからないので、ばったり出会えた友だちに「きゃぁ〜」「会えたなぁ」「どこにいっとったん?」など声を掛け合っていました。

 地域の方々の、子ども達への素敵なプレゼントを満喫してきた午後でした。

 新しい 春2019.4.11

 園庭の桜の花が、昨日今日の寒さに戸惑っているようです。

 月曜日には5歳児が始業式を、そして火曜日には4歳児が入園式を無事済ませ、にぎやかな園生活が始まりました。

 水曜日、さぁ遊ぼう!と思っていたのに、雨が降って、外で遊べず残念そうな4歳児。室内で、5歳児に交じって遊び始めますが・・・。

 見るもの触るもの初めてのものばかり。次々に目移りして、あれもころも遊んでみようと挑戦していました。でも、お友達同士、同じものが同時に使いたくなるんです。まだ名前を覚えるのも難しい4歳児同市ですから、自分が使いたい気持ちを「行動」で表します。当然けんかになります。泣き始める4歳児を心配そうに見つめ、泣いている子の近くに、自然に集まってきてくれます。

 5歳児同士は子心も知れていて、相手のこともよく知り合っていますが、4歳児のことはまだそんなにわからなくて、心配だけど、どうしたらいいのかはわかりません。先生が泣いている子に声をかけているのをじっと見ていました。

 もし、次にまたけんかになって泣き出した4歳児がいたら、きっと5歳児さんが、やさしく声をかけてくれると思います。先生のように!

 新しい春、新しい生活、いっぱい楽しいことが待ってるよ!!
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