幼稚園では毎月、誕生日のお友だちをお祝いする「お楽しみ会」を開きます。4月から「ぼくはまだかな?」とずっと待っていたお楽しみ会。この日は、保護者の方にも参加していただき、手作りのメッセージカードをプレゼントしてもらいます。お母さんが読み上げるお祝いのメッセージに照れくさい表情ながらも真剣にそしてうれしさいっぱいの子ども達です。今日、あるお母さんは「あなたが生まれたときは阪神淡路大震災の年で大変な年でしたが、生まれてきてくれてうれしかった。人の役に立つような人になってくださいね。」と生まれてきてくれたことがどれほどうれしいことかを伝えていただきました。皆さんそれぞれに子ども達に愛情いっぱいのメッセージを伝える機会となっています。面と向かって「あなたと毎日笑ってたのしく過ごせることがうれしいです。大きく育ってくれてありがとう。」「大好きです」「いつもお手伝いをいっぱいしてくれてありがとう」「歌ったり踊ったり皆をたのしくさせてくれてありがとう」など普段伝えられないことを伝えていただき、聞いている私たちまで胸がいっぱいになります。 また、お祝いに毎月いろいろなお楽しみもあります。劇や歌や合奏や地域の方々に来ていただく機会もあるのですが、今日は、教師の得意なことを見せました。お正月の遊びの羽根つき、こままわし、あやとり、ぶんぶんごま、ゴムとび、手品、そして、チアの得意な職員は「元気・勇気・楠北幼稚園」とたのしい掛け声とともにダンスを披露して、皆に勇気や元気を与えてくれました。こんな風に、一人ひとりの誕生を祝う「おたのしみかい」ですが、【かけがえのない大切なあなた!】というメッセージがみんなの心に残ってくれるとうれしいです。おぜんざいもいただきましたよ!
|
|