先日、楠中学校の吹奏楽部の演奏を聴いた幼稚園の子ども達。4歳児のあるクラスでは、「素敵だなあ!おもしろいなあ!わたしもやってみたい!」と興味がひろがり、さっそく演奏会がはじまりました。 紙で作ったフルート、牛乳パックで作った譜面台、楽譜もちゃんとあります。真剣に指を動かし、見ていると本当にフルートの音色が聞こえてくるようです。演奏をしないときはフルートはひざの上にちゃんと置いています。今日は先生が指揮をしていたのですが、先生の指揮に「中学校の先生はそんなことしてなかったよ」ときっちりだめだしが入るほど、子ども達はしっかり、見て・聞いて・感じていたんだなあと感心しました。 何でも興味をもって、面白いことを「ごっこ」として再現する幼児期の子ども達、「あんなふうになりたい、どうしたら同じようにできるか」と一生懸命考え工夫します。この考える力を幼稚園ではとても大切にしていますが、心を動かす経験があればこそ、今回は、中学生のお兄さんお姉さんにあこがれて子どもの遊びが豊かになっていますよ。
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