2月3日と4日は幼稚園の生活発表会でした。子ども達は、毎日の生活の中で、たくさん遊び・友達とかかわり、さまざまな経験をし、成長してきました。この生活発表会は、そんな毎日の生活の中で楽しんできたこと、興味を持って取り組んできたことを中心に歌や合奏・劇を通して発表する場です。そして、楠北幼稚園のビジョン「めざす子どもの姿」に「@元気よくあいさつする子 A自分のことが自分でできる子 B元気いっぱい遊ぶ子(意欲・チャレンジ)C自分の気持ちを伝え合い、助け合う子 」をあげ、取組んできましたが、発表会の中でどんな力が発揮されているのでしょう。 @元気よくあいさつする子・・・毎朝、元気な声であいさつしようと取り組んできたことで、ずいぶん身についてきました。声を出すということはなんでもないようで、子どもにとっては勇気がいることのようです。自分を表現する力の第一歩ですね。こんな力が、舞台の上で、今発揮されています。
A自分のことが自分でできる子・・・自分で道具を準備したり、衣装を身につけたり、楽器を用意したりと発表会の中で、自分のことを自分でする力が育ってきていることを実感しました。 B 元気いっぱい遊ぶ子(意欲・チャレンジ)・・・年少組は歌や合奏の曲をすぐ覚え、劇の練習もお面や小道具を身に付けると、「練習はじめますよ。」と先生の声に「はーい!」「やったー!」とその役になりきって、表現を楽しみながら取り組んでいます。 年長組は劇の他にも、歌や合奏、鍵盤ハーモニカと取りくむことが多いのですが、意欲満々で取り組んでいました。「こんなのしたい。こんなふうにしたらどう?」とやろうとする意欲は子どもの力をぐんぐん引き出していきますね。
C自分の気持ちを伝え合い、助け合う子・・・友だちと相談しながら、自分の考えを伝えたり、友だちの意見を受け入れたりすることがこの取り組みの中でみられ、ずいぶん力がついてきたなあと思います。 年少組も、「私はこうしたい」「いっしょにしようね」など言葉で自分の気持ちを伝える機会が多くみられました。 特に、年長組はどれも皆で気持ちをあわさないとできないものばかりで、劇や合奏などの役決めも「この役がしたい」「わたしもしたい」「じゃあどうしよう」と相談しながら決めていました。 そして、当日、たくさんのお客様の前で、緊張しながらも、生き生きと表現した子ども達。たくさんの拍手と温かいまなざしに力をもらい、終わってから「おうちの人が観てくれてうれしかった」「ちょっぴりどきどきしたけどがんばったよ」など話していた子ども達でした。子ども達の力ってほんとうにすばらしいですね。
|
|