5月末から、パンジーの花をすりこぎでつぶし、ざるでろ過して、紫や黄色の色水を作っています。自然の発色がきれいで、透明のカップに入れると「レモンジュース」「ぶどうジュース」それらを混ぜて「ウーロン茶」などと言って楽しんでいました。片付けの時間になると、捨てるのが惜しくて「明日まで残したい」と大切にしていたので、職員室に預かることにしました。「間違えて、飲まないでね」という子どもたちの言葉に「本物に近いものが作れた」という自信が感じ取れました。昼食後、どうなっているか職員室に3人の子が見に来ました。水が動かない様子を見て「固まってるみたい」と言いました。「固まったらいいね。どうしたら固まるかな?」と一緒に考えると「あ!冷蔵庫!」と思いついたようです。そこで、冷凍庫に入れることにしました。しばらくして「固まっているかな?」と何度も見に来ましたが、まだ固まっていなかったので「明日が楽しみ」と帰っていきました。翌日、氷を見た時の感激はすごかったです。楽しみにしていて、期待通りに固まった氷を見て、「やったー!」三人は顔を見合わせました。入れ物からだしてプリンのようになり、触っては「冷たい」と言いました。外の机の上において遊ぶと、友だちが集まってきて「どうやって作るの?」と聞いてきました。「あのね、パンジーをね。ここに入れてね。少し水を入れて・・・・冷蔵庫へ入れるの」自信たっぷりに説明する子どもたち。考えたり、工夫したりして、主体的に学んでいるのを感じました。 |
|