園からのお知らせ

 暑くなってきました2022.5.24

 毎年 毎年 だんだん四季が感じづらくなってきていると感じますが、今年の5月は特に寒暖差やお天気の不順を感じます。
 まだ衣替え前なので、子ども達は秋冬用の通園服を着て登園してきます。
正門か入ってくる子ども達のほっぺは、薄く赤くなって、「あったかい」を通り越して、「今日は暑いなぁ」がおはようの代わりのあいさつになっています。

 着替え終わると、さっそく裸足になって砂場へ向かいます。藤棚の葉が青々と生い茂ってきていて、程よい日陰を作ってくれます。
裸足で砂の上に立つと、
 「あっ、冷たい!」
それまで歩いている園庭の土は、お日様が当たって暖かくなっているので、日陰の砂はより冷たく感じるのでしょう。
 「冷たいなぁ」「ええ気持ち!!」
と、友だち同士、顔を見合わせてにっこり。
スコップを手に、穴を掘ったり山を高くしたり。

 そうこうしていると、足洗い場の前で、色水遊びが始まります。

 4歳児は、絵の具を溶かした色水がペットボトルに入れてももらってあります。それを空のペットボトルに少しずつ入れて、混ざると色が変わることを楽しんでいます。
 5歳児は、植え替えのために抜いた花壇の花の花びらを集め、ビニール袋に水を少々入れ、手でもんで花びらから色を出していたり、ペットボトルの中で水と一緒に 豪快に シェイク!!

 子ども達の興味や関心に合わせて、同じ色水でも、遊び方を工夫して楽しんでいます。

 もう少し熱くなると、色水遊びから 色 が抜けて、「透明」な 水遊び へと変わって行きます。

 今年はプールで遊べるかな?
それまでに、水で思い切り遊んで、水と仲良くなっておこうね!!

 大きいねぇ2022.5.2

 今の5歳児が4歳児だった昨年12月、畑に玉ねぎの苗を植えました。

 気温など気にしながら、水やりをしてくれていましたが、今年の春の温かさに、玉ねぎはぐんぐん大きくなり、大きくなった葉の部分が垂れてきて「もう 抜き時ですよ!」と合図しています。

 玉ねぎから合図をもらったので、今日、玉ねぎを抜くことにしました。
はじめは、昨年苗を植えてくれた5歳児が畑に入りました。テラスからその様子を4歳児がじっと見つめています。
 5歳児の先生は、子ども達に「たんぽぽさん(4歳児)もみんなの後から玉ねぎを抜くからね。どうやったら、たんぽぽさんが ぬきやすいいかな?」と畑のあちこちに立って、「ここはどう?」と尋ねていました。そして、たんぽぽさんが抜きやすいようにと考えが場所で、玉ねぎを抜き始めました。
 「スポン」
と音が聞こえてきそうなくらい、見事に抜けます。昨日降った雨のおかげでしょう。その様子を見ていたたんぽぽさん。思わず「拍手!!」言葉でなくても「大きい組さんって、すごいなぁ」という気持ちが伝わってくる拍手でした。

 子ども達って、心が動くと、言葉だけでなく、動作でもその気持ちを表すんだなぁ、と改めて思いました。

 玉ねぎは、分け合っておうちに持って帰ることにしました。食卓で、どんな「返信」を遂げるのか!? お休みが明けたら、子ども達に聞いてみたいと思っています。

 植えるときにも呪文をかけましたが・・・

 みんなのおうちで 🎶 おいしくなぁれ!!

 大きくなぁれ!!2022.4.28
 5月5日のこどもの日を前に、今日は「こどもの日のつどい」を行いました。

 コロナウィルス感染防止措置をしっかりとりながら、どうしてこどもの日にこいのぼりをあげるのか、というお話を聞いたり、5歳児が自分の分と4歳児の分、2つを作ってくれた「兜(かぶと)」(新聞紙特製!!)を、5歳児から4歳児にプレゼントしたり、健康で大きくなれるように(ちょっとこれは こじつけ でしょうか?! 笑)かけっこをしたりしました。

 最後に、園庭の真ん中から、正門脇にあるポールに揚げてある「こいのぼり」に向かって♪こいのぼり のうたを アカペラ で歌いました。
 みんなの声が聞こえたのでしょう。歌を歌い始めた途端、こいのぼりが風に吹かれて泳ぎだしました!!! 歌っていて、とても気持ちがよくなりました。

 子どもの成長を願う「こどもの日」
でも、私たち大人にとっては、毎日が「こどもの日」ですよね! 
 相手のことを大切にする「こころ」と自分の成長が喜べる「こころ」そしてコロナウィルスや困難に負けない「からだ」 どちらも強く元気に育っていってほしいと思います。

 ぎゅっ♡2022.4.21

 入園・進級式から、2週間が過ぎようとしています。

 入園したばかりの4歳児も、だんだん園生活に慣れてきて、身支度を終えると、園庭に走って出ていくお子さんが増えてきました。

 進級した5歳児は、お部屋や担任など、環境が変わりましたが、リズムをつかむと、昨年の経験を活かしながら、自分たちで遊びを見つけては楽しんでいます。4歳児の子が近づいていくと、気に留めて、振り返ったり立ち止まったりして、4歳児の子に話しかけたりしています。さすが おおきい組さん!! 頼もしさを感じます。

 先日、登園してきた4歳児の○さん。送ってきてくれた保護者さんに「ばいばい」と手を振りました。いつの間にか自分も○さんと同じようにテラスに上がっていた妹が、「いやだ」と言わんばかりに保護者さんとは反対のほうに歩いて行って立ち止まり、泣き始めました。すると、○さんは急いで妹のところに駆け寄り、ぎゅっ、と抱きしめてあげていました。
 きっと、いつもお家で自分もしてもらっているのでしょう。そうすることで、不安な気持ちや泣きたくなる気持ちが少なくなることも知っているのでしょう。

 春の日差しも暖かだけど、○さんの気持ちもホンワカ温かくで、心の中も春爛漫になりました。

 うわー  大きくなってる!!2022.4.8
 昨日、入園・進級式を終え、今日から園生活がスタートしました。

進級した子ども達は、登園を終えると、身支度を手早く済ませ、園庭へと出てきました。すると、「うわ〜  大きくなってるぅ〜〜」という声が聞こえてきました。
 声の主を探してみると、植木鉢の前に立ち止まって、じっと植木鉢を見つめている子がいました。昨年の冬、個人用の植木鉢にチューリップの球根とパンジーを植えました。その植木鉢が並んでいるところにいたのです。

 「何が大きくなってるの?」と尋ねると、「ほら!」と一本のチューリップを指さしました。指された先を見て思わず、「ほんとだね!!」と声が出てしました。

 チューリップもみんなと同じで、「進級」したのでしょうね(笑)

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