今週からお弁当も始まり、子ども達も園で遊ぶ楽しさを体いっぱい感じているようです。身体測定もしました。1学期に測った時に比べて、どの子もぐーーーんと身長が伸びていました。中には5センチ近く身長が高くなった子もいました。
朝、園庭の落ち葉を集めていると、テラスの前からブランコに向かって(10メートルくらい離れています)4・5人の子ども達と実習生さんがそろり、そろり、と斜め前方を、少し腰をかがめるようにして歩いてきます。みんながおなじ早さで、そろり、そろり。ブランコのところにいたので、どうしたのかな、と思いながら、近づいてきた子ども達に、「どうしたの?」と声をかけました。「かえる!!」
よく見ると、カエルがブランコの周りの柵をくぐり、ブランコの中に入ってきています。「どこかに行きたいのかな?」と子ども達に尋ねると、「おうち探してるんじゃない?」と返事が返ってきます。 しばらくじっとカエルの動きを目で追っていると、ブランコのそばの木の根元のところに行きました。
「カエルさん、どこに行ったかな?」と再び尋ねると、木の上のほうを指さして「あそこにいるよ!!」「えっ?」見ると木をよじ登っていくカエルを発見!! 「カエルさんって、水の中におうちがあるんじゃないのかしら?」とつぶやくと、隣にいた子が、木に登るカエルの真似を全身で見せてくれました。 「がんばってるね」「うん」「どこにおうちがあるのかなぁ」「木の上だよ」「木の上におうちがあるんだ!!」するとその会話を聞いていた子が、「そうね、『TREE HOUSE』ね!」と言いました。 「木の上にあるお家のこと、TREE HOUSE って言うの?」「そうだよ♪」「カエルさん、自分のお家に帰れるといいね!!」「うん」
子ども達のそれぞれの表現や言葉に、気持ちが和らいだり楽しくなったり・・・ 子ども達の応援で、カエルさんは、きっと家に戻ることができたと思います。 また、遊びに来てくれるといいね! カエルさん、待ってるよ!!
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