園庭の「しゅろ」にたくさん小さな花がついていました。それをとろうと雲梯に上って虫取り網を伸ばしています。体中の全神経を集中させて一生懸命に網の中に入れようとしていました。網に入ると雲梯から降りては集めていましたよ。 しゅろは高いので花がついていることにはなかなか気づきませんが、なぜ気づいたのだろうと思い「高い木なのによく気づいたね」と声をかけてみたところ、「下(地面)にいっぱい落ちていたから」と言っていました。すばらしい発見ですね★ その姿を見た年少さんもやってみましたが、雲梯の上ではまだうまくバランスが取れませんでした。年長さんの体の使い方やバランスのとり方など「さずが年長さん!!」と感心しました。 また、木にかけてあった名札を見て、「し」「ゆ」「ろ」と一文字ずつ読んでいました。「しゅろ」っていうんだね・・・木に名札をつけておいたことで、文字にも木の名前にも関心を持つ姿がありました。名札一つのことですが、環境の大切さを感じた出来事でした。子どもたちが自分から気づいたりかかわったりできるように、環境を見直したり工夫したりして、丁寧に整えておきたいと思います。 |
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