今日は、2年生を対象に防災学習を実施しました。講師には、桜地区自主防災協議会の会長の川野さん、女性防災隊「桜ずきんちゃん」の5人にお願いしました。 全体会では、桜地区の防災について、詳しいお話を伺いました。桜地区の現状、高齢者の数が増えていること、若い人材が減っていることなど、グラフなどを使ってわかりやすく教えていただきました。自助、共助、公助についても教えていただき、いざというときは、自分たちで動かなければいけないことがよくわかりました。
その後、生徒たちは4つのグループに分かれ、それぞれの講座で災害時に役立つ知識や技術を学びました。講座では、災害時に必要となる飲み水の確保方法や、仮設トイレが設置されるまでの対応策について話を聞きました。特に仮設トイレについては、実際に簡易トイレを組み立てる体験を通して、避難所でのトイレ環境の重要性やその改善策について具体的に理解を深めました。
今回の防災学習を通じて、生徒たちは将来的に災害時に人を助ける側として活躍するために必要な知識を得ることができました。自分や家族を守る「自助」、そして地域で協力し合う「共助」の意識を育み、防災への意識を高める貴重な機会となりました。そして、「防災」とは災害を防ぐだけでなく、災難を減らすこと、すなわち「減災」が大切であるとよくわかりました。