本日、5限目に行われた学活の活動を紹介します。
GWTは、グループワークトレーニングの略です。
今回の授業は、グループ内のコミュニケーションを深め、よりよいグループ活動をするための個人の役割について気づくことをねらいとしています。
次のような流れで授業を進めました。
① 代表者は、廊下で「図形カード」を見て、そこにある図形の状態を記憶します。
②代表者は、教室に戻り班員に図形カードに描かれた図形を班員に伝えます。
情報は、口頭のみで伝え、手などの動作をすることはできません。
③代表者が伝えた内容を班員がホワイトボードに描いていきます。
代表者は、ホワイトボードを見ることはできません。
代表者は時間内であれば、何度も廊下に出て、図形を確認することができます。
④班員が描いたホワイトボードを黒板に貼り、正解図形と見比べて全員で審査します。
1位~6位を決定し、班対抗で行います。
⑤代表者を変えて繰り返します。
このゲームは、過去にJAXA宇宙飛行士候補者選抜試験に出題されたものです。
宇宙飛行士は、管制室とスペースシャトルとの間等で、緊密なコミュニケーションを求められます。
何か問題が起こった時に、言葉だけで状況を正確に相手に伝えなければなりません。
そのため、宇宙飛行士には高度なコミュニケーション能力が要求されます。
上に貼りつけた画像が今回の授業用に作成した図形です。
みんな苦戦しながら、班員に描かれた図形を説明していました。また、図形の状態を聞き描く側も必死で、
聞き取ろうと努力していました。
みんな、代表者として、うまく伝えることができたでしょうか?
代表者の伝えたい内容をしっかりと聞き取ってホワイトボードに描けたでしょうか?
コミュニケーション能力を鍛える機会となったことはもちろんですが、班での団結の大切さを感じる時間となりました。
JAXA-宇宙飛行士候補者選抜試験に挑戦ー
どんな力をつければ宇宙飛行士になれるのかな? へのリンク