12月10日は世界人権デーですね。
1948年12月10日に国連が世界人権宣言を公布し、このことを記念して制定
されました。この日は世界中で人権に関するイベントが行われるそうです。
物語を読んで、考える機会にしてみませんか。
『あん』
ドリアン助川・著/ポプラ社(分類:913)
どら焼き屋の店長として働く千太郎は手の指が曲がった徳江というおばあちゃんを
雇います。徳江の作るおいしいあんこのおかげでお店は大繁盛しますが、ある時か
らお客がどんどん減っていきます。その理由は…。
『イクバルの闘い 世界一勇気のある少年』
フランチェスコ・ダダモ/著 すずき出版 (分類:973)
ファティマは、家族の借金のために絨毯工場で働かされています。そこにイクバル
という少年が連れてこられて働かされるのですが、イクバルは暴力を受けようとも
工場主に従いません。
児童労働反対を訴えて12歳で殺害されたイクバル・マシーさんの新聞記事を受け
て書かれた物語です。