「鬼は外、福は内」2月に入るとすぐに節分があります。
節分と言えば、最近では豆まきのほかに「恵方巻き」がありますが、
大量の廃棄が問題となっていますね。みなさんはどう思いますか?
今回は、捨てられる食べ物について本を紹介します。
『世界の半分が飢えるのはなぜ? ジグレール教授がわが子に語る飢餓の真実』
ジャン・ジグレール 著 合同出版(611)
『ねえ父さん、腹が立たない? アフリカやアジアやラテンアメリカではたくさんの子どもたちがおなかをすかせて死んでいるんでしょう?(中略)捨てる食べ物があるなら、飢えている子どもたちを助けられるんじゃないかと思うんだけど。(本文より)」
息子の疑問に著者が実例を挙げて教える、「飢え」の理由がよくわかる本です。
『アニマルアイズ 動物の目で環境を見る1 ごちそう砦』
宮崎学・著 偕成社(481)
さまざまな動物たちを撮り続けている写真家宮崎学さんが、日本に住む生きものたちの目を通して感じた人間のくらしを描く写真絵本シリーズの一冊です。
ゴミ捨て場や売り物にならない果物などに集まる生きものたちの姿から私たちのどんなくらしが浮かんできますか?