AB組の前を通ると、百人一首を読む声がしました。教室では、上の句を読んで、下の句を取る百人一首が行われていました。教室を覗いてみると、皆さんは真剣に札に向かい、上の句の二文字目くらいで、下の句の札を取っています。「先生も入って」と誘われ、参戦しましたが、覚えている札はいくつかあるものの、皆さんの速さについていけず・・・。圧倒されました。
皆さんは、
「
上の句」 これやこの ゆくもかへ(え)るも わかれては
「下の句」 しるもしらぬも あふ(おう)さかのせき
「これ」と読まれたら「しる」が来ると覚えているということでした。
札を取る際に、同着になった時は、譲り合ったり、ジャンケンをしたりして、お互いを認めあう優しい雰囲気も素敵でした。